かぶき者
皆さんは、傾奇者(かぶきもの)という言葉をご存じやろうか。
戦国時代の末ごろから江戸時代の初め頃にかけて、江戸や京都などの都市部で、流行した人たちのこと。
異風を好んで、派手な身なりをし、人とは違う、非常識な行動を取る人たちのことを、「かぶいた者」として、「かぶきもの」と、呼んだみたいなんやね。
まぁ、現代では、歌舞伎役者の世界に名残りがあるけどね。
芸能の世界って、ある意味、人とはどこか違って、目立つ人。
人目を惹く人。人から注目を受ける人たちって意味では、芸能人ってところにもつながっているような気がするのやね。
今話題のジャニー喜多川氏の性加害問題も、ひょっとしたら、彼の類まれなる好き者趣味が、ビジネスの世界で成功につながったと思っているのやね。
彼は、どの男の子が、売れるかの真偽眼に長けていて、彼のお眼鏡に適った人が、有名になっていくっていう、ビジネスモデルを確立したことは、間違いが無い。
ギネスが今度の事で、ジャニー喜多川氏のいろいろなギネス記録を抹消したらしいけど、私は、ちょっと、ちがうなと思うのやね。
イギリスという国のギネスブックという本の権威付けに、一喜一憂するのも、どうかと思うけど、ジャニー喜多川氏の功績と、彼のやった多くの性加害は、別に考えられないものなんやろうかね。
過去は変えられないのやけど、何か、今まで活動されてきた、ジャニ-ズ事務所のタレントさんたちの活動まで、全否定できるものやないと思うけどな。
もちろん、彼のやった事が正当化されるはずもないけど、LGBTQを尊重する人たちが、今度のジャニー喜多川氏の性癖に関しては、口をつぐんでいる事に、何か、もゃっとする部分があるのやね。
ゲイである彼は、好き勝手な事をして、ある意味、自分好みの男の子をコレクションして、彼だけのユートピアを作っていた。
この異常性は責められるべきやし、許されることではないけど、傾奇者として、この世界の人たちは、目だってなんぼの世界で、飯を食っている部分もある。
人とは違う事を売り物にするお商売としてみたら、この人は最悪の成功者やったのかも知れないね。