賄賂と献金
風力による発電事業をしている会社が、国会議員の秋本なる方に、自分たちの事業に優位になるような、国会質問をしてもらった。
その見返りとして、競走馬の馬主への協賛という形で、お金をもらっていたのではないかと、嫌疑がかかっている。
私ね。この手のお話しが出て来た時に、いつも、感じることがあるのやね。それは、献金と賄賂って、紙一重やということなんやね。
日本にはいろいろな団体があって、みんな、自分にとって優位な法律を作ってもらおう。
仕事がやりやすくなるように、便宜を図ってもらえないか。
あるいは、自分たちへの補助金や助成金が多く貰えるように、政治家に陳情と言うものをする。
政治家の方も、族議員という言葉が有る通り、どこかの役所に優位になるように、取り図ろうと、自分たちの代表のような人を国会に送り込んでいる。
つまり、極論すればやけど、政治家って、誰かの利益代表であるという側面もあると思うのやね。
その政治活動に対する資金協力をしたり、政治献金をしたりするのは、合法で、それが、個人に渡れば賄賂なのか。
そんなの、政治家の資金管理団体なるものへの寄付と言われれば、それで逃げおうせてしまう部分があるのやね。
つまり、明かな賄賂性って、かなり微妙になるものやと思うのやね。
今度の事にしたって、非化石燃料で、地球にやさしい発電方法の普及は、世界的にも、推奨されている事業やわな。
そこに、社会的な正義はある。でも、公正な競争を阻害して、自分たちだけに優位になるような工作をすること。これは、悪になる。
それに、金が絡んでいたら、倫理的な問題になる。
でもね。一歩引いて考えたら、政治献金と、何所が違うのや。
政治って、金が動く。これは、どの国でもある。要は、どこに、倫理観を持つラインを設けるかどうかの問題。
明確な定義をもうけることも、自らを律する意味でも、これも、国会議員自身の、矜持の問題やと思うけどな。