悪平等 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

悪平等

 日本は、どんどん貧しくなって行っている。そう、嘆く人が多い。

 

 実際、為替の変動で、外国の高い金利。日本の低い金利。この金利差で、1ドル145円時代。

 

 外国旅行へ行けば、10ドルのものに、1500円近く払わないといけないから、日本人の使う円という通貨の値打ちは、ガタ下りになっているわな。

 

 日本人の中に、国民の不平等感が強くなっている事。これ、誰が悪いのやろうね。

 

 例えばやけど、100人のうち、10人の人が豊かで、10人の人が貧しくて、残りの80人の人が、普通な、中産階級の社会が、昔の日本の社会だったとしよう。

 

 日本は、中産階級が多くて、安定している国だと言われて来たのやね。

 

 ところが、今は、この中産階級が分断されて、より貧しい人たちの割合が増えてきている社会になってしまった。

 

 そう、言う人がいるのやね。

 

 私、そんなに、単純な話なのかなぁって、思うのやね。

 

 中流社会と呼ばれていた時代の日本って、実は、もともと、そんなに豊かでは無かったのやないかって思うのやね。

 

 商店街にある個人経営のお店。いまは、シャッターばかりになっているけど、こんなお店を経営していた方、あるいは第一次産業になる農業漁業に携わっていた方。

 

 今は、その方たちの割合が減り続けて、多くの人がサラリーマンになって、社会構造が大きく変化したと思っているのやね。

 

 年収の多いか少ないかでしか、この豊かさを推し量る物差しが無いように、してしまったから、おかしくなって来た。そんな気もするのやね。

 

 仕事が有って、豊かでは無かったかも知れないけど、何とか生活出来た。

 

 そんな時代が日本では、長かったはずなんやね。

 

 ところが、その価値観が、大手上場企業や、お役所に勤めて、年収1000万円以上ある人が、増えて、そうでない人が、非正規労働誌上、パートアルバイトなどの職にしか就けなくなった。

 

 これが、格差が生まれ、それが大きくなってしまった原因やと思うのやね。

 

 産業構造の変革、これが、今の社会の現実だと考えると、そんな社会にしたのは、恐らく時代の流れ・・というのが正しいと思うのやね。

 

 なのに、高収入の人たちを必要以上に羨んだり、皆が、同じように豊かでない方が、平等で、素晴らしい社会であるという、悪平等な考え方をする人が多くて、びっくりするのやね。

 

 今の日本って、起業家が極端に少なくて、企業でも、社長さんになりたい人が減っているのやという。チャレンジしないのやみんな。

 

 本当の意味での資本主義ではなくて、安定だけ求めすぎた結果が、今の日本の体たらくになっている。

 

 寄らば大樹の陰。。。これが日本をダメにした。

 

 そんな気がして仕方がないわ。