ジェンダーギャップ指数
男と女が平等であるという、国別の順位指数。こんなのが、毎年、発表される。
日本人って、外国からどう見られているかを、少し過敏気味に、気にする悪い癖があるから、この指数の順位に、無駄に一喜一憂してしまうような、ところがあると思うのやね。
日本の今年の順位は、全世界で、124位。日本は、未だに、中世のような男尊女卑社会が続いている酷い国だ。
またまた、マスコミさん方は、鬼の首を取ったかのような記事を書く。
確かに、国会議員の中に占める女性の比率とか、男と女の賃金の差とか、上場企業の社長さんの女性比率とか、日本は、こんな数字を採れば、世界の国に比して、かなり低い順位になる。
でもね。この数字って、人が使っている数字やわな。
どの物差しを使うのか、どのぐらいの比率で、ポイントとするか。
こんなのは、この統計を取りたい人の裁量に任されているのやね。
別の基準で、日本は、世界27位なんていうのもあるからね。
例えばやけど、フィリピンの社会への女性進出率が高い数値になっているのは、男たちが、怠惰で、働かず、女性ばかりが、働いているから。
この数値で、世界一とされているノルウェーでも、女性の非正規社員というか、パートさんの比率は、40%なんやという。当然、女性の賃金は低い現実がある。
これが、社会の実態やのに、一元的に統計にしてしまうと、現実とは、全く違った数値を作りだせてしまうのやね。
中東のUAEなどでは、世界から、投資を呼び込むために、女性が平等に働ける社会だというイメージづくりのために、統計を偽造しているのではないかという、疑問もある。
つまり、こういう、数値っていうのは、都合の良い人たちが、「使う」ものに近いのやね。
ほら。日本は、遅れているでしょ。酷い国でしょ。こう言いたいがために、数字を使う。
意図された統計というものは、そのぐらい危うい物だし、その数値を使う人たちの意図まで、見てないと、本当のところは、見えて来ないのやね。