タイタニック
アメリカのボストン近海で、深海潜水艇が、行方不明のニュースが流れた。
なんでも、その昔、沈没したタイタニック号の残骸を、わざわざ、深海まで潜って、見に行くツアーだったのやそうな。
深海と言ったら、人類にとってまだまだ、未開の地。いや、未開の海か。
深海での敵は、その深さに応じて、かかってくる水圧との戦いなんやね。
深さ3000メートル級の深海に潜るためには、高度な強度計算された強い船体と、潰れない耐水圧の高い窓が必要になってくる。
そんな、なかなか、普通の人が、行けるようなところではないのが、深海の世界。
このツアーの乗客名簿を見れば、4000万円もの高いツアー代金を支払える人に限られるのやろうね。
ところが、この深海艇からの連絡が途絶えて、艇内の空気が、あと数時間しかもたないなんて、映画の中の世界が現実になってしまった。
それにしても、驚いたのは、このニュースのタイミングで、日本のテレビ局が、映画タイタニックをやっていたこと。タイミングが合い過ぎて、怖かったわ。
テレビ局は、こんな事件を事前にキャッチなんて出来ないやろうから。
でも、ひょっとしたら、この深海ツアーが、催されるというニュースは報道されていたのかもね。
話題になるかも知れないと、このタイミングでぶつけた。
それが、まさか、悪い事故のニュースの方で、ジャスト、タイミングになってしまうなんてね。
結局、懸命の捜索で、潜水艇の一部が、タイタニック号の残骸近くで見つかって、全員死亡が報道されちゃった。
水圧に負けて、押しつぶされた潜水艇。
それだけ、リスクの高い乗り物だったってこと。参加者はご存じ無かったろうね。お気の毒に。
深海の世界は、まだまだ危険がいっぱい。人が、踏み込んではいけない所なのかも知れないね。