助命嘆願
昨年、安倍総理を暗殺した山上容疑者が、奈良地裁で、裁判される前の審査が始まる日に、地裁宛てに、段ボール箱が送られて来た。
すわ、爆発物かと、この日の審査は中止になってそうやけど、この箱を開けてみたら、何と、この山上容疑者への助命嘆願書やったそうな。
それにしても、一国の総理を暗殺した犯人。いわば、テロリストに、助命嘆願って。
これって、伊藤博文を暗殺した、安重根という、朝鮮人を、英雄視する国の人たちに近い感覚なのやろうか。
そういえば、他にも1932年の五・一五事件で、犬飼首相を暗殺した青年将校も、多くの同情が集まって、死刑にしなかった。
このおかげで、後に、二・二六事件が起きている。
この感覚って、赤穂浪士の討ち入りに、ちょっと似ている。
浅野内匠頭が、憎き、吉良上野介に仇討ちをした感覚。
これって、どっちもどっち。の部分がある。
ただ、山上容疑者が統一教会のおかげで、不幸になった。
悪いのは、統一教会に関係がある、安倍総理だ・・には、飛躍がある。
所謂、逆恨みに近い暗殺劇に、温情を感じてしまうと、何か世間が同情する事由が開けば、人殺しも肯定されることがあるってことにもなりかねない。
日本では死刑が残っていて、野蛮だと、欧米は批判するけど、その欧米で、暗殺なんかが起こると、その瞬間に、犯人は殺されているわな。
日本は、暗殺犯すら、生け捕りして、裁きを受ける機会を与える。
なにか、人殺しにやさしい国やね。