総理は誰と戦っているのか
最近の岸田総理の変貌ぶりを、気になる人は多いやろう。
欧州の会合で、各国の防衛費をGDPの2%程度に決めた事が有った。ウクライナ危機で各国は対応しろというヤツやった。
今まで、日本は確か防衛予算は、GDPの0.97%程度に抑え込んでいたのやなかったかな。
それを、この1ヶ月で、いきなり2%枠に近づける枠を出してきた。
防衛装備って、必要な物の積み上げで決められるもの。なのに、先に予算付けしちゃう岸田政権。ちょっと焦り過ぎやないのか。
この事の背景には、自民党内での岸田派と旧安倍派の、しのぎを削る主導権争いがあるのだという。
安倍派は、多くの議員が、旧統一教会とのつながりを指摘されて、劣勢になった。
これに対して、岸田派の人たちは、なぜか、不祥事で、ぽろぽろ大臣が辞任に追い込まれている。
両方とも、ある程度の危機感があるのやろうね。
米国でも、共和党より民主党の方が、戦争を始めることが多い印象。
タカ派より、穏健的なハト派だったはずの岸田政権が、こんな決定をするのも、何か、ご自身の防衛感覚への無自覚を、ばれないようにする、照れ隠しの感覚やないかって、思ってしまうのやね。
それにしても、34兆円もの防衛予算を2023年度から5年間で使うという、今度の案。
元防衛省幹部によると、日本の身の丈に合ってないほどの、予算急増なんだという。
今まで、予算の確保に四苦八苦してきたのに、いきなり、使え使えやろ。そら、当惑するで。
パトリオット500発は、北朝鮮のミサイルが飛んで来たら、撃ち落とすのに必要。
これはわかるけど、他の要求内容が、本当に、必要最小限で、無駄なものが無いか。誰も検証してないのやね。
日本には、武器輸出三原則で、攻撃用の兵器が極端に少ないという、アンバランスさを指摘する専門家が多い。
日本において、軍需産業は、斜陽産業になっていて、どんどん、この分野から企業が撤退しているというやないの。
武器の製造には、それなりの数を作る必要がある。ところが、外国に日本の兵器は、売れないとなったら、攻撃的な武器を開発する企業が無い。
だから、外国から買うしかない。これが、向こうさんの言い値になって、ボッタくられているのやろうね。
特に、専守防衛から、敵基地攻撃まで想定した今度の変更は、今までの方針を大きく変更することになる。
必要になる兵器も、がらっと変わることにもなる。日本は盾。米国は矛なんて言っていたことは、もう反故にするのか。
日本の軍備をそれだけ増やすのなら、米軍の支払っている思いやり予算を減らして、トレードオフにするのが、まともな考え方。
私の知っている限りで、米国と、そのような協議がなされてないのやないかって、心配になるわ。