性善説の限界
ここ数年の間に、随分増えたものがある。それは、冷凍餃子などの無人販売や。
昔から、田舎では、農家の家先に、採れ過ぎた野菜が、格安で売られていたね。
これって、売る人の良心と、買う人の良識がうまくかみ合って、泥棒していく人なんて居なかったから、成り立っていたのやね。
それは、田舎特有の、むら社会があって、よそ者があまり居ない状況っていうのもあったと思うけどね。
外国人が、それを見て、なぜそこまで、人を信じるのか。
日本人は、人を信じすぎるのではないかって、言われて来たのやね。
日本人は、盗みをするような悪い人は、滅多に居ないと、信じて疑わない国民性があったのやね。
その根底には、少々盗られることがあっても、かまわないや・・という、寛容さもあったはずなんやね。
でも、最近の無人販売所では、お金を入れずに、商品大量にを持って行ってしまう盗難事件が相次いでいるのやね。
無職で、収入が無い人は、盗んででも、腹を満たしたいと思う事が当たり前やわな。
まして、誰も人が居ない。監視カメラがあると分かっていて、盗ってしまう人、いるのやね。
私、コロナで外国人が居なくなって、うまいこといっていたと勘違いしてたのやけど、捕まっている人、みんな、日本人なんやね。情けないけど。
話題がいまどきやから、監視カメラの映像が、バッチリ全国ネットで流れる。
顔を写されているから、この人、一生、泥棒の十字架を背負う事になるのやけどね。
自転車の前かごに、財布を入れたままにしていて、その写真に外国の人は驚く。
そして、その財布が1日経っても、盗まれない事にも、もう一度驚く。
まだまだ、日本人の暢気さはあるのやけど、もうええかげん、出かける時に家の鍵をかけないような状況は、さすがにアウトにしていかないとあかんのやろうね。
商品を盗った人が悪いのやなくて、盗みやすい状況を作った人が悪いのが、世界基準。
日本は悪い意味で、世界基準に一歩、近づいて来ただけなのかも知れないね。