ビッグマック指数
米国発のハンバーガーチェーン、マクドナルドのビッグマックという商品は、全世界のマクドナルドで、だいたい同じ材料で、作られている。
この均質性を使って、世界各国の為替状態で、その国の通貨が、米ドルに対して、どれだけ強いか弱いか。
これを示す指数というのが、「ビッグマック指数」という。
この指数を毎年発表しているのが、英国のエコノミストという経済誌。この7月号に2020年の指数が出た。
この指数を、2022年7月29日時点で、円換算したのが、次の通り。
① スイス 900円
② USA 685円
③ ユーロ圏 630円
④ 中国 475円
⑤ 韓国 460円
⑥ 日本 390円
この数値で、ついに、今年、韓国は、中国に、抜かれたのだそうな。
それにしても、日本の390円って、アフリカ諸国並み。
物価が安いのも助かるけど、それだけ円の価値が低いってことやから、微妙な気持ちになるね。
日本人が日本でビッグマックを食べたら390円。
これが数時間飛行機乗って、グアムとか、ハワイに行くと、685円出さないと、食べられない。同じものやのにね。
日本では、競合相手の食事が、みんな安い。500円以下でいまだにお昼が食べられるって、日本のデフレは、まだまだ、根強いってことやわな。
値上げが大変だ大変だと、マスコミが大騒ぎしているけど、実質、消費者物価指数が上っているのは、2~4%ほど。
50~60%も値上がりした多くの国と比べ物にならないくらい、日本は、値上げ幅が少ないのが、現実みたいやね。
本当は、物価が騰がらないのが問題ではなく、経済のパイが拡がらなくて、賃金もなかなか増えないのが、問題なんやけどね。