絵空ごと
参議院選直前のテレビ討論を見ていた。
どこの党も、民間企業に、賃上げをさせるとか、非正規雇用を正規雇用にさせるとか、おかしなことを言っているのやね。
国が、人さまの賃金を決められるのは、国家公務員だけ。
拡げられても、地方公務員とか、国の出先機関とか、天下り先の特殊法人とかに働く人たちだけ。
民間企業の人たちの賃金を上げられるのは、その会社の経営者と、社員さんの代表の労組の人たちぐらいやないの。
それとも、賃上げしてない企業は、仕事やらないぞと、イジメでも、するつもりなのか。アホらし。
なのに、選挙の公約で、上げさせると、まるで、自分たちにその権限があるように吹聴するのは、見ていて、絵空事にしか見えないわ。
最低賃金を引き上げれば良いと、言う人もいるやろう。
でもね、そんなことをしたら、高い賃金を支払えなくなった中小企業は、確実に、従業員をクビにして、街に失業者が溢れかえるで。
政治家が、経団連のお偉いさん方に頼み込んで、社員の賃金を上げてくれとお願いしている様を見ていて、これは、誰がどう見ても、「やらせ」にしか見えないと思うのは、私だけじゃないって。
私は、本当に賃上げをやる気があるのやったら、決算が黒字の上場企業の内部留保に課税するぐらいしか、手はないと思うのやね。
儲かっている大企業は、しこたま貯め込んだ資金を、設備投資に回すか、社員の給料を上げるかに使わないと、内部留保に課税される・・ぐらいせんと。
きっと、税金取られるぐらいなら、事業拡大に金を使うか、人をたくさん雇って、事業を拡げようとするやろう。
その過程で、自然と、人手不足が起きて、より高い賃金を出さないと、良い人材を取れなくなる。
こうして、社員の賃金が上がり出す。これが、正しい賃上げの方法やないのかな。