支持率が上る不思議 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

支持率が上る不思議

 政権の支持率って、その政策の結果に国民が満足して上るものやと思っていた。

 

 岸田さんが総理になって、日本は何か目立った変化が有ったかどうか。

 

 なのに、何でも無難で、役人の書いた答弁を読んでいるだけの首相が支持率を上げる不思議。

 

 雉も泣かずば、撃たれまい。目立たない事が、支持率アップの秘訣と開き直られても、何か空しいわ。

 

 ドル円の為替相場は、下がり続けて一時133円。悪い円安と言われているけど、どうなんやろうね。

 

 あれだけインフレターゲット。デフレスパイラルからの脱却と言っておきながら、やっと物価が騰がったら騰がったで、大変だと叫ぶ。マスコミさんたち。

 

 彼らは、基本的に、大変だ~と叫んでいたら、お商売になる、瓦版屋さんと変わらないからね。

 

 物価が騰がって大変だというけど、本当に上がっているのは、石油や工業材料らの比率が大きい。

 

 食料品やら、日用品らの値上がり率をおしなべると、0.8%という数字になるらしい。

 

 一番上って欲しいのは、賃金なのやけど、これがなかなか難しい。日本って、働いている人の7割が、中小企業勤め、やからね。

 

 大企業やら、公務員さんって、国民の比率からしたら、3割ほどのボリューム。この人たちの給料だけ上っても、国民全体の所得はなかなか増えなくて、格差が拡がるだけ。

 

 かといって、韓国みたいに、最低賃金を作為的に、例えば時給1500円なんてレベルにすると、中小企業は、人を雇えなくなって、失業者が増えてしまう。

 

 自由主義国なのだから、基本的には、賃金は経済の総合力が引き上げられないとなかなか難しいものなんやね。

 

 私、このコロナ禍で、国民の財布はある意味、膨らんでいる事に注目すべきやと思うのやね。景気の気は、気持ちの気。

 

 皆が、お金を使わないという、消費控えが、景気が上らない一番の原因やと考えるのやね。

 

 マスコミは、すぐ、マルクス経済的に、庶民のふりをするけど、実際に国民の貯蓄金額の合計は増えているからね。

 

 給料上がらない=消費が増えない。と、いうのは、この点では間違いかも知れない。

 

 景気が上って、金回りが良くなった後に、中小企業の社員さんのお給料も少しずつ上る。これが、王道のプロセスやないのかな。

 

 今の世の中、先行き不安から、節約志向になりすぎていて、お金を使わない。欲しいものは、メルカリやヤフオクでいい。

 

 これが、モノの流通の邪魔をしている部分はあると思うのやね。

 

 日本は、もう十分に豊かで、欲しいものがだんだん無くなっている。アマゾンや楽天で、何か買えば何でも欲しい商品は次の日に手に入る。

 

 本来なら、貯まった資金は、家を買うとか、車を買い替えるとか、旅行へ行くとか、大きな消費に向かうのが健全なのやろう。

 

 ところが、いま、ちょっと良い車を買おうと思ったら1年待ち。

 

 家を建てようと思ったら、木材やら鉄が高騰している。

 

 旅行なんて、まだまだ、そんな気分にはなれない。

 

 政治がやらないといけない事は、国民に損するかも知れない投資をさせることやなくて、ちゃんと経済が大きく回るように、手助けすること。

 

 半導体などで、海外に頼らなくて良い体制を作るとか、市況に左右されない資源の調達を安定させるとか。

 

 国のお仕事の大事なポイントは、そっちやないのかな。