リアルとバーチャルの隙間
最近、少し感じるのが、テレビのドラマに対して、すごく過敏に反応する人たちが多くて、びっくりする。
朝ドラの主人公に対して、ありえないとか、失礼過ぎるとか、マジで批判する人たち。私は、こんな人たちの方に、ありえないって、思ってしまうのやね。
ドラマの中の人たちの行動に、いちいち、マジレスするって、暇なのかねぇ。
所詮、ドラマのお話しの中だけのことやのに、それを、ご自身のリアルな世界のものと、混同しているって分かってはるのやろうか。
まぁ、やくざ映画を見終わった後に、映画館から、自分が高倉健になり切った気分で、肩で風切る人の気持ちもわかるけどね。
映画館を一歩出たら、現実の世界っていうのが、お決まり事。
一気に現実の世界に引き戻されるものなんやけど、これを、引きずり続けるような感覚なのかな。
そのうち、自分が、その物語の中の主人公になったような気分になるのやろうね。
ただ、現実に戻って、自分を取り戻すのが大人というか、普通の人。
なかなか、ストーリーに没入したままになっている人が、お子ちゃま。そんな感覚があるのやろう。
バーチャルの世界っていうのは、自分の深層心理が体現されることがある。
つまり、自分にとって、大変都合の良い設定になっていて、それが、快感になる。そういう、精神構造なんやろうね。
ストレス社会では、何か、リアル社会で貯まった不満のはけ口を、仮想社会で、解消するような行動に出てしまう人がいる。
そこでは、何を言っても良いような、免罪符的な感覚が蔓延っている。
そして、リアルな社会では、決して使えないような悪口やら、過激な言い方が許されているかのように、勘違いする人が出て来てしまう。
相手に対する礼儀や、酷いバッシングは、どんな世界でも良くない事やのに、それをしてしまう弱い自分が居るのやろうね。