クワッドの思惑
アメリカのバイデン大統領が今週来日して、日米首脳会談が行われた。
ただ、それより、関心が集まったのは、クワッドの方、やったのやないかな。
領土領海を拡大しようとしている中国に対して、日米だけでは、抑止力に欠ける。
2007年に、当時の安倍総理が、提唱して、出来た枠組みが、クワットや。
日米に加えて、オーストラリアとインド。
特に、インドまで加わって、中国の拡大志向に歯止めを打ちたかった日本からしたら、この日米豪印の4か国が共同して、中国を監視するシステムは、意義が大きい。
逆に、中国からしたら、嫌な協力関係になる。
日本だけなら、好きな事が出来ると甘く見ていても、米国やオーストラリア、インドまで、大国が監視していれば、下手な事は出来ないからね。
この枠組みって実は、日本が第二次世界大戦直前にやられた、ABCD包囲網に少し似ているのやね。
石油や屑鉄などの戦略物資を当時の日本は、欧米列強から、厳しく監視されて、輸入が出来ない状態に置かれていた。
AはAmerica、BはBritish、CはChina、DはDutch。
米国、英国、中国、オランダの4か国によって、日本は、経済包囲網を敷かれて、資源の無い日本は、この包囲網を破るために、戦争に進んでいったからね。
経済制裁は、グローバル化された今日では、宣戦布告的な要素も含まれる。薬が効きすぎて、中国の爆発を誘発させることは、誰も望まない。
だから、この匙加減は難しいところなんやね。