模倣の定義 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

模倣の定義

 TBSの早朝のニュース番組を見ていたら、東京で人気のあるお店を模倣したお店が福岡と大分に出来て、これが酷いという口調のニュースが有った。

 

 私、このニュースを見ていて、ちょっと違和感というか、寛容性の狭さを感じたのやね。

 

 このお店は、「挽肉と米」という名前で、東京で人気のあるお店なんやそうである。私は聞いたことないけどね。所謂、行列のできるグルメ店らしい。

 

 挽きたてのお肉を、ハンバーグにして、目の前で、炭火で焼いて、それを、炊き立てのご飯で食べる。

 

 挽きたて、焼き立て、炊き立てを売りにしているお店やそうな。

 

 まぁ、見るからに、美味しいやろうなという、お店やわな。小さなハンバーグを3つ、お客の食べるペースに合わせて焼いて1つづつ、提供される。

 

 お茶碗によそおった炊き立てご飯の上に、焼き立てのプチハンバーグのちょっと、レアなヤツ。見るからに間違いなく、うまいのやろうね。

 

 これと、ほぼ、同じ提供の仕方で九州で人気になっているお店も紹介していて、この看板やロゴが似ていて、これは酷い、模倣やと、やっている。

 

 ただ、この料理の提供のやり方って、特許が取れるわけでもなく、似たようなハンバーグの絵に、登録商標が認められないのと同じで、保護が出来ないのが問題だと、番組は、指摘したいらしいのやね。

 

 この挽肉と米というお店が、いつから出来たのかと、見ていたら、2020年の6月から。まだ2年たってないのやね。

 

 これ、模倣と言えるのやろうか。そもそも、料理の提供の方法って、保護されるべき権利に値するものなんやろうか。甚だ、疑問なんやね。

 

 日本中に美味しいハンバーグとご飯を提供するお店は星の数だけある。なのに、このお店だけ、特別に守られるべき理由がわからんのやね。

 

 食べ物って、美味しいものは、その流行の過程で、どんどん模倣されながら、進化する類のものやないのかな。

 

 ソースカツ丼とか、スパイスカレーとか、牛タンのお弁当とか、流行りの食べ物って、いろいろなお店が創意工夫して、どんどん、美味しくなっていくもの。

 

 模倣だ、酷いって、ちょっと、矮小された視点での考え方のように、私には、見えてしまったのやね。