6億4920万ドル
実は、昨日、5月4日という日は、ロシアが自国の国債を償還出来ない。つまり、デフォルトになる日やったんやね。
その資金は、元本と金利を含めて、4億4920万ドル。
当初、ロシアは、この国債の償還をロシアの通貨・ルーブルで返すと言っていた。
だが、米ドルで返すのが絶対ルールと言われて、恐らく、国内の米ドルをかき集めたのやろうね。
今、ロシアは、ウクライナ侵攻で、世界から、金融的にロックアウトを食らっている。
だから、ロシアは、戦費が底をついて、返済できずに、デファルトするだろうと、予想されていた。
国の国債は、その国の借金の証し。借金返せなくなったら、国が破産したってことを、認めた事になる。
意地でも、償還したのは、ルーブルの価値を紙屑には出来ないと考えたからなんやろうね。
ロシアは西側諸国からの経済制裁に対して、ロシア産のガスや石油代金の支払いをルーブルに限定すると言う、奇策を講じている。
普通、紙くず同然になるかもしれない国の通貨など、誰も欲しがらないもの。でも、ロシアは大国だから、国内だけでも、ルーブルの使いでが、結構ある。
この奇策で実はルーブルの価値は、下げ止まったのやね。
それと、西側諸国が、ロシア産のエネルギーに依存しているってこと。
特にドイツは、ロシアからの石油のパイプラインを止められたら、国がパニックになってしまうぐらい、依存度が高い。
それと、あまり表には出てこないけど、陰で中国の元が、助けているのではないかという説もある。
人民元は、基軸通貨ではないけど、その流通量の大きさから、米ドルに換金できる力は大きい。
中国は、米ドルの外貨準備高は、恐らく世界一だろうし、日本より、米国債を持っている国だからね。
この国に頼めば米ドルぐらい、いくらでも、融通してもらえるのやないかな。
つまり、対ロシアへの経済制裁には、大きな抜け道があるってこと。
ただ、ロシア国債の償還は、まだまだ続く。いつもでも、この手が使えるかどうか。
根競べになるのかもね。