第二次ウッドショツク
皆さんは、いま、住宅を作るのに欠かせない木材の価格が高騰していることをご存じだろうか。
もともと、コロナ禍のせいで、いろいろなものが制約されていたところ、米国で、2021年の3月頃から、急に住宅の建築ブームが起こったのが、そもそものウッドショツクの原因と言われている。
2020年の木材価格が、1立方メートルあたり、60000円程度だったのが、2021年の9月には、何と、140000円ぐらいまで、跳ね上がっているのやね。
これに輪をかけたのが、今年2月末から始まった、ロシアによるウクライナ侵攻。
ご存じのとおり、ロシアは、木材の世界では、大変大きな位置を占める産材国なんやね。
各国の経済制裁を受けて、ロシア産の木材が、全停止。
これが、原因で、木材市場が供給不足になって、本来なら収まってこなければならない材木の価格が、全然下らない、高止まりになっているのやね。
木造住宅の多い日本の住宅にとって、材木は、必要不可欠な建材で、これが、倍以上も上がったら、家本体の価格にも大きく影響する。
日本も、コロナ禍から、ようやく回復しつつある雰囲気なのに、このV字回復に、水を差す恰好になっている。
昨年の後半、コロナによるロックダウンの影響で、トイレの便器が半年待ちになったり、住宅設備には、必要不可欠な、ガス給湯器などが、半導体不足の影響などで、市場から、姿を消してしまったり、設備業界は、大嵐の時代になった。
それに引き続いての第二次ウッドショツク。
サプライチェーンが寸断されて、一度狂ってしまった歯車は、なかなか、元に戻せないものなんやね。