生命以上に大事なもの
ウクライナの人たちのロシアへの抵抗ぶりを見ていると、我々日本人の平和ボケが、炙り出されているような気になるのやね。
現代の日本人は、この世の中で、一番大事なものは何かと、問われたら、それは、人の命だと、すぐに答える。学校ではそう、教えるのやろうね。
確かに、かつて、赤軍派のハイジャック犯の同僚の釈放要求に応じた福田赳夫元総理の言った、「人の命は地球より重い」という名言があった通り、それだけ、人命は尊いものなのは間違いがない。
でも、この福田首相のハイジャック犯に屈したことから、次々と、海外で日本人の支社長さんが人質にとられて、身代金要求をしてくる事件が続いたわな。
日本は、強く出れば引く国。そのイメージを作ってしまった福田元首相の罪は重かったって事や。
それ以来、日本では、テロには屈してはいけない・・という、教訓が出来て来たと思うのやね。
意見の食い違いに、暴力で解決しようとしてくる相手があるとしたら、それは、相手の言い成りになってはいけない。
我々は、教訓として、痛感したはずなんやね。
命が大事だから、降伏せよ。戦うな。白旗をあげろ。交渉しろ。
無責任なコメンテーターに言いたいのは、理不尽な相手にそれは通じないって、言わないとあかんのやね。
そんなことが出来るものなら、とっくの昔にやっているってことなんやね。
ウクライナで起こっている事は、自分の命より国の主権や独立が大事と考える人たちがいて、その人たちが、戦っているってこと。
人の命より重いもののために、人は戦わないといけない時もある。
ウクライナの人たちは、そう、教えてくれている・・のやないのかな。