逆恨み
先週、埼玉で、お医者さんを人質にして、立てこもっていた事件があったやんか。
あの事件で、犯人は、自分の母親が亡くなった事が、呼びつけた医師のせいだと、抗議して、猟銃をぶっ放して、殺していたらしい。
母親の容態が悪くなっていたけど、どこの病院も相手にしてくれなかったって。
やっぱり、この息子の方に、何らかの異常性を感じて、病院側が断っていたみたいやね。
それにしても、何処も相手をしてくれなかった患者を、ほおっておけないと、診察したこのお医者さん。ほんと、お気の毒過ぎるやないの。
医師としての使命感で行った医療行為。
でも、高齢の母親は、亡くなってしまった。
医師は、もう駄目ですと言っていたけど、生き返らせろと、この医師に、治療をするように言った。
でも、これに従わなかった。そんなのを、逆恨みされて、医師が殺されたのでは、ほんと、お気の毒過ぎるわ。
人の死が、子どもにとって、大きなことなんは、分かる。医師は、臨終の場を良く経験するけど、普通の人は、そんなに、立ち会う機会は少ないわな。
そんな、気持ちの部分で、どこか、ボタンの掛け違いのような事が起きて、犯人の怒りが、理不尽にも、医師の方に向かってしまったということなんやろう。
それにてても、息子は66歳というから、恐らく、その母親は90代なんやろう。分別盛りの年代の人が、こうなっちゃう。
何か、空しさだけが残る事件やったわ。