ウクライナ問題を裏から見る
ロシアにとって、ウクライナっていう位置は、実は、モスクワから、たった500キロぐらいしか離れてないところなんやね。東京大阪間ぐらいの距離感。
もともと、ウクライナの首都、キエフには、ソ連の一部やったけど、ソビエト連邦の崩壊で、民主政権が生まれた。
ただ、この政権がNATOに加盟しようとしたから、ロシアは、こんなに近くにNATOやら米軍の基地を作られたんじゃ、おちおち、枕を高くして寝ていられないと、反発した格好。
ウクライナは、NATOに加盟しない代わりに、ロシアからお金をもらったり、ロシア産の石油やガスを格安に分けてもらう恰好になっている。
実は、この論理は、日本の北方領土問題でも、出てくるのやね。北方領土を日本に返したら、米軍基地をそこに作られるのではないか。だから、返したくない。これがロシアの言い分や。
日本だって、もし、韓国が共産化して、対馬の目と鼻の先に、敵対する国が出来てしまうのは、何としても困る。
だから、韓国が現状維持で、ブルーチームに居てくれることが、大事やと思うのやね。
中国にとって、一番の目の上のたん瘤は、沖縄の米軍基地やろう。だから、尖閣にいつも、ちょっかいを出してくる。
台湾が自由主義陣営で栄えているのも、鼻につくのやろう。
こんな風に、世界っていうのは、常に、緊張と力の均衡で成り立っている。
困るのは、その均衡が崩れること。まり、紛争が一番の悪影響を呼んでしまうのやね。
不均衡を起こさせない事が一番の安全保障。経済的繁栄は、この防波堤になり得るのやね。