トルメンタ
高校サッカーの試合で、山口県代表の選手たちが、面白い攪乱作戦をやっている。
その名も「トルメンタ」。スペイン語で、「嵐」の意味なんやそうや。
自分のチームのコーナーキックやら、フリーキックの際に、普通なら、各選手一人一人に、ディフェンスが、マークが着く。
ところが、この、トルメンタというのをされてしまうと、自分のマークする選手が、どこにいるのかが、把握しにくいのやね。
5~6名のオフェンシィブな選手たちが、キックの準備が出来ると、「かごめかごめ」よろしく、手をつないで、ぐるぐると円陣を飛び跳ねながら回すのやね。
あるタイミングで、この円陣を、一気にバラシて、その遠心力で、素早く、敵のシフトの穴に移動し、ハイボールが上ってくるタイミングに合わすのやね。
これ、ディフェンスの選手からしたら、マークする選手は目で追っかけないといけないし、蹴られたボールも、見ないといけないしで、いっぱいいっぱいになっちゃう。
この慌てぶりを横目にまんまと、マークを外した選手がゴールを決める。これが、見ていても、中々、軽快なんやね。
スポーツっていうのは、ルールがあって、その範囲の中であれば、何をしても良い。
つまり、創意工夫で、敵のやってない攻撃を早く、始めた方が有利になる。
バレーボールのクイックや時間差、水泳のバサロスタート、いろいろ、日本人は、新しい事を考え出すのがお得意な方なのかもね。
新しい攻撃法で、世界をあっと言わせる。これ、なかなか、痛快やないの。