東本願寺前公園
京都の表玄関である京都駅から北へ500メートルほどの距離に、真宗大谷派の総本山・東本願寺がある。
京都の街の大通りは、碁盤の目のようになっていて、南北の道と東西の道は、直角に交差しているのがほとんど。
でも、この東本願寺前には、この地に路面電車を通そうとした110年以上前に、東に大きく弓のように迂回した大路がある。
烏丸通りは、もともとは、駅前からまっすぐ北へ伸びていた。
けれど、この市電が建設されるときに、東本願寺を出たすぐのところに、市電を通すと、たくさんの参拝客が危険と言う理由で、大きく東に迂回させたルートを市電が走っていた。
もう50年ほど前に、市電も廃止されたけど、道だけはそのまま。東本願寺前には、烏丸通りが東西2本に分かれて通っていた。
今度、この直線部分の道路を廃止して、東本願寺前に、市民が憩える公園にしようということになったみたいやね。
都会のど真ん中に、とても広い公園が出来て、今まで通りを横断しないと行けなかった、中州のエリアが、西側の歩道と一体化して、整備されるのだという。
東本願寺と言えば、銀杏の大木が何本もあり、多くの鳩が集まる。そんな印象がある。
私の小さい時には、この周囲にある堀で、スルメを餌に、ザリガニがよく獲れたのを覚えている。
仏教の大本山と、都会の公園の相性は良いから、きっと、多くの人たちが集い、憩う、新しい京都街の顔に成り得る名所になるのやろうね。