冷やし玉
日本や米国、そして、中国までが、最近の石油価格の値上がりの懸念から、備蓄している石油を放出することにしたそうな。
たった1国だけやなく、世界同時にやることによって、高値続きの石油の価格を安定化させる目的がある。
ただ、産油国は、出来るだけ高く石油を売りたいがために、産出量をわざと絞って、原油価格を引き上げる手に出ていたから、これに反発をしている。
まぁ、国際商品である石油を「冷やし玉」に使う事は、ルール違反ではないわな。
石油先物相場を安定化させて、異常な高値状態にある石油高を何とかしたいのは、消費国なら、ある意味、正当防衛とも言える。
ただ、備蓄量を減らすと、いざと言うときに困らなければならないかもしれないから、ある意味、「賭け」の側面もある。
取り崩した備蓄は、いずれ積み増されるから、トータルとしては、あまり変わらなくなるはずは、はずやけどね。
でもこのことって、政府は、手持ちの政府備蓄、民間備蓄とも、比較的安い時に買った石油を、高値の今、売ることにもなるから、利ざやが出るはずなんやけどね。
この儲けは誰のものになるのか。誰も教えてくれないのやね。政府内備蓄は、政府の儲け。民間備蓄は、民間の石油元売り会社も儲けになるのかもね。
民間のは、利益に税金かかるのだから、税収増になるのやけど、政府備蓄は、誰が儲かるのか。
それは国のはず。ここらあたりをあいまいにせず、わけのわからない国庫に入れるなよと、ちゃんと監視しておいてほしいわ。