ハイエナ相続税
なぜだか知らないが、ここ最近になって、今年いっぱいで、相続税のルールが変わる話が、週刊誌に載り出している。
今まで、一年間に子や孫に贈与できる限度額を、110万円としてきたのやけど、これが、あと1ヶ月ほどで、ゼロになるらしい。
ほらね。マイナンバーカード作らせて、それと、銀行口座を紐付けさせて、いきなり、お金の移動に、税金かけるって。
これ、早速、税務署が、いや、財務省が、露骨に牙をむきだした。
もともと110万円の非課税枠って、子や孫にあげるお小遣いの枠のようなものやったはずなんやね。これを認めないってなると、いろいろ問題が多い。
例えば、親が子供に毎日3000円をあげたとする。3000円×365日で、109万5000円になる。
このケースやと、この子は、親から、110万円以内の贈与を受けた事になるから、贈与税の申告をしなくても良かったのやね。
ただし、これを3100円にすると、年間110万円枠をオーバーするから、子どもが贈与税の申告をしないと、脱税になっちゃうのやね。
そして、この110万円を認めないっことにすると、親から子や孫にいくら、少ない金額のお金を渡しても、子どもが申告しないと、贈与税の脱税ってことになるけど、ほんとにこれでいいの。何か、非現実的やね。
贈与税と人が死んだときに財産をもらった人が納税する相続税とは、人の死の前か後かだけで、税務当局には、同じ感覚なんやろうね。
言っちゃ、悪いけど、そこそこお金を持っていたり、都市部に自宅を所有している人の半数以上は、この相続税がかかるかもしれなくなるというみたいなんやね。
相続税の税率って、パクッと言えば、4割。例えば貯金と持ち家の評価額を足して、1億円ある人は、その4割を国に持っていかれる仕組みなんやね。
まぁ、配偶者控除とか、相続人1人あたりいくらかのお目こぼし枠はあるけどね。
今までは、この対象から外れていた人が多かったけど、今度の改正から、かなりの割合の人が相続税を支払う対象になるというみたいなんやね。
非課税の限度額を厳しくするみたいやからね。
よくよく考えてみたら、国からしたら、この相続税って、人が死ぬのを待って、口を開けていたら、入ってくる棚からバタもち的な税金なんやね。
人が死ぬだけで、財布の中のカネを4割も、持っていく。まるで、ハイエナみたいな税金やわ。
国からしたら、労なく入ってくる税金。こりゃ、おちおち、早死に出来ないね。
今年の年末までに、老後資金に余裕のある人は、一人109万円、子どもや孫にあげておく方が良いのかもね。
全国で、これをやられたら、税務署は、止めてくれってなるわな。税務署の目算が崩れるからね。
おじいちゃん、おばあちゃんから、お金をもらう人数が多ければ多いほど、結果として、最終的に、取られる相続税が減らせるからね。
それに、年末に向けて、現金を手元に置こうとする人が増えるかもね。
国は、これをやられると、なかなか実態をつかみきれないからね。