我慢し過ぎの日本
世界的に、物価が高騰している。石油だけやなくて、あらゆるものが、値上がりしている。
ガソリンも、高いね。1リットル170円とか180円とか。
普通、これだけ燃料が上ったら、運送会社や航空会社なんかは、運賃を上げないと苦しくなるし、あらゆる石油製品を使ったサービスや製品が値上げにならないと、本当はおかしいのやね。
ところが、政府は、税金投入して、この値上げ幅を補填する政策を採るというのやね。
私ね。公金使って物価の上昇を抑える政策。もう、止めてみたらどうかと思うのやね。世界の流れに逆らっているから。
吉野家も、牛丼の値段をやっと上げるみたいやね。そりゃ、日本、安すぎるからね。
日本で牛丼に、卵と味噌汁付けて、500円でお釣りがくる世界。ニューヨークでは、20ドルはするで。日本が安すぎるのやて。
牛丼屋さんの店員さんの時給を1時間1500円にして、採算を取ろうとすると、もっと高くないと、あかんはずやないの。
米国では捨てられる牛肉の、ブリスケと呼ばれる油の多い部位。
これを使って牛丼にしているのが吉野家。ところが、このブリスケの市場仕切り価格が何と1.5倍以上になっているのやという。
原因は、中国の火鍋屋が、このブリスケを大量に仕入れるようになって、肉の相場が突然、高くなったのやそうや。
まして、東京の店舗の家賃は高いはず。土地が高いのに、不思議と値上げをしない。いや、出来ないのかな。他社との対抗上。
だから、我慢しているのやね。この我慢比べをいつまで続けるつもりなのか。
物価が安いのは有り難いけど、その分、国民全体のお給料も上がらない。
誰かがどこかで、モノの値段を我慢せずに上げださないと、インフレターゲットなんて、達成できないのが今の日本の本当の問題なんやね。
岸田総理が言っていた令和の所得倍増計画。池田隼人の時代やあるまいし、出来るわけないと、タカをくくるのは簡単やけど、どうやろう。
成長無き、失われた30年間を過ごしてきた日本。
誰かが、堰を切らないと、思い切った改革は出来ないのやないのかな。