スラックスの紐
ユニクロという日本一のファストファッションメーカーをご存じない方は少ないやろう。
山口県から世界的大企業になった立身出世ストーリーは、未だに伝説級やからね。
私も、ユニクロさんには、いろいろとお世話になっていて、たまにここでお買い物をする。
ここのパンツを買って、私は、最初、なんじゃこれ?と、思ったものがある。それは、スラックス(我々の年代の呼び方)の内側に通してある紐なんやね。
誂えで、スーツをこさえたりしたら、パンツの内側に、ボタンがダブルで仕込んであることはある。でも、紐が仕込んであるスボンは、あまり、見たことが無い。
ズボン・スラックス・パンツは、どれも同じもので、年代によって呼称が変わるのは、おもろいけど、この紐は、我々の年代には、不思議と、何か新鮮に映った。
なぜ、このパンツのベルトホールの内側に、ジャージのようなものにある紐が仕込まれているか。これを推察してみるのもなかなか面白い。
ユニクロさんは、世界中にお店を出しているから、いろいろな人がここの製品をはく。
中には、ベルト無しではきたい人も居るし、その方がおしゃれに見えるのかもという、ファッション的な意味合いもあるのやろうかね。
ただ、これをすると、パンツを脱ぐときに、いちいち、紐を解かなければならない。これは、ちょっと面倒や。
ベルトとダブルでしていると、両方外さないとあかんしね。
かといって、紐を結ばないで、ベルトだけでいると、この紐が結構、邪魔になる。
私は、最初、この紐を片蝶結びで止めていたけど、ある時、これも、邪魔になってきた。ごわごわするのやね。
結局、この紐は要らないと思って、思い切ってベルトの内側のホールから引っ張り出したのやね。
すると、それが随分気持ちよかった。へその下で何か、もぞもぞ感が有ったのが無くなって、すっきりした。
もっと早くやっておけばよかった。よく考えてみたら、パーカーフードの紐だって、最近の若者は、紐を抜いて着ている人も居る。
引き算もありやったんやね。65歳近くにもなって、まだ、気付くことがある。考えさせられるわ。
おっちゃん世代は、世の中の流れについていくのが大変やわ。