監視社会
列車の中で刃物を振り回したり、火をつけて騒ぎにしてしまう事件が続いている。
手軽に、大騒動を起こせてしまうから、模倣犯も後を絶たない。何かうまい対抗策は無いものかね。
鉄道各社が現実的に出来る対抗策として、一番有望なのが、電車内に防犯カメラを設置することなんやね。
新幹線や一部の私鉄で採用されているけど、規格がばらばらで、リアルで指令室で、カメラを監視できる仕組みは、かなり有効やろうね。痴漢防止にも役に立つ。
ただ、この議論を進めると、必ず、横槍が入るのが、人権家の人たち。監視社会反対なんて、言い出すのやね。
でもね。特定の不審者を割り出したり、下手な事が出来ない抑止効果を考えると、監視してもらう方が、安心と考える人の方が、かなり多いのやないかな。
車両内カメラの設置が進むほど、安全が確保される可能性が高まるのは明らかやからね。
中国などでは、この個人の行動監視が、その人がどこで何を買って、何を企んでいるかもしれないというところまで、AIを使って、不届き者を見つけ出そうとしていて、一定の効果を上げている。
ただ、日本は、性悪説ではなく、性善説の国やからね。
電車内のカメラに、反対するまでもなく、今の世の中は、そこいらじゅうにカメラが既にあって、犯罪捜査に利用されている。
エレベーターに乗れば必ずカメラがあるし、マンションの入り口やら、高速道路や駅、繁華街、商業施設などにも、当たり前のように、多くのカメラが有る。
もう今の日本は、知らない間に、ソフトな監視社会になっているのやね。
それを思えば、電車内のカメラが無かったことが、逆に不思議なくらい。
監視してもらわないと、安全ではない国に、日本もなってしまったという、事なんやろう。