年寄りから免許を取り上げる
皆さんは、来年5月から、老人の運転免許証の更新に技能検定試験が導入されるのをご存じやろうか。
不合格者は、サポカー限定免許に格落ちすることもあるなど、免許制度のルールそのものも、少し変わるみたいやね。
対象は、免許更新時に、75歳以上の人だけ。
その人の誕生日から、半年前を基準日として、過去3年間に11種類の違反があって、捕まったことのある人だけが、その特別な技能試験の対象となるそうな。
高齢者が事故を起こす確率が高いとして、狙い撃ちになるようやけど、どうも、ちょっとフェアじゃない部分もあるのかもね。
実際に統計を取ってみれば分かるけど、人さまを、年齢だけで区別するのは、ちょっと偏見があると思うのやね。
というのも、事故を起こす人の割合を見れば、圧倒的に10代、20代の惹起運転者の方が、はるかに確率が高いからや。
かといっても、加齢による運動機能低下化が原因の事故は、注目されるからね。年寄りは危ないなんて、イメージの刷り込みになっちゃう。
まぁ、現在の高齢運転者の試験時の研修のレベルより、より、危険運転になりやすい人を、的確に見つけ出して、免許返納を勧める点では、一歩前進かもね。
ただ、免許要件を変更することによって、生活が出来なくなる過疎地の高齢者のことを考えると、なかなか難しい問題もある。
車がないと生活が出来ない人も多いからね。
極端な話。高齢者は、ぶつからない車以外は運転してはダメという時代がやってくるのかもね。
これは、自動運転技術と人間の高齢化の進み具合の、かけっこのような部分もある。
私的には、狭い歩道や、ショッピングセンター内の通路を爆走する電動老人三輪車とか、スピードの出る電動車いすの方が、本当に怖い時がある。
テクノジーの変化と、社会の変化との差があるときが、基本的に一番危ないからね。
ちゃんと、進んでいく時代に沿った、新しいルールが追いついてない現状の方が問題やないのかって、思うことがあるのやね。