先住権 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

先住権

 その土地に古くからあった会社やお家は、後から来た人たちに、色々と優位な立場で、モノを言えるものであるのやね。

 

 昔からのその地域のルールがあって、後から来たものは、それに従わなければならない。これ、多くのケースで、あてはまることが多い。

 

 でも、例えば、養豚場のあった地域に、後から周辺がどんどん、宅地開発をされて、多くの住民が住むようになったりする。

 

 そうしたら、養豚場は臭くて、迷惑施設だとクレームが出て、結果として、その施設がその地域から追い出されてしまうってこと。あるのやね。

 

 反対派が多い、沖縄の普天間基地の周辺って、数軒しかそこで住んでいる人がいなかったと聞く。

 

 ところが、いつの間にか、たくさんの住民が基地近くに住むようになって、米軍基地は迷惑だから。こんな、人口密接地域に空港なんて、非常識となっちゃう。基地の方が古くからあるのにね。

 

 京都府で今、もめている府立植物園の再開発計画も、植物園周辺に住む人たちが、家の近くに、賑わい施設なんて作られてはたまらないと言い出して、これに、共産党が乗っかって、反対運動に仕立てようとしているのやね。

 

 何か、昔の成田空港反対闘争とか、辺野古基地移設反対運動とかに、共通する「臭い」がするのやね。

 

 住民運動という、感情論に持ち込んで、行政に盾付きたい。その気が満々なんやね。

 

 一般的には、先住している人たちの意見と言うものは、尊重されることが多いのだけれど、これが、ちょっと間違うと、ただの住民エゴに成り下がってしまう。

 

 街の発展というものは、その地に集まってくる新住民によって塗り換えられていくものでもあるからなんやね。

 

 不当に旧住民の権利だけを聞くと、新住民の人たちとの分断が起きて、街の新陳代謝が阻害されてしまうからなんやね。

 

 街の権利と言っても、法律的には、その方が所有する自分の土地の中だけの権利が大原則や。

 

 お隣にどんな迷惑がかかるかも知れない施設がやってきて、営業を始めても、それらを規制する法令が無いと、法律は、その土地の権利者の権利が当然の事ながら、優先させられる。

 

 風俗業であったり、景観による規制があったり、臭いのきつい焼鳥屋さんであったりしても、隣人は基本的に文句を言えない。嫌なら、出ていく権利があるからね。

 

 だから、無作為な街の変化が起きにくいように、行政によって、建物の高さを制限したり、派手過ぎる看板を規制したり、公序良俗に反したお仕事が出来ないように、規制がかかる。

 

ただ、街の発展というのものは、生き物のようなもので、いろいろな時代背景やら、近くの施設の雰囲気、似たような業種の商売の集中などで、どんどん変わっていくものでもある。

 

 行政がいくら強力な規制をしようと思っても、個人の行動やら、お商売まで、憲法違反な制限を、するのはなかなか認められないものなんやね。

 

 焦点の北山通や鴨川周辺が、どう変えていきたいのか。京都府の目標をまずは、ちゃんと、知りたいところなんやね。