中国恒大集団ショック
中国不動産開発大手で第二位の恒大集団が、今週、借り入れた社債の利払いが不能になるとの噂が出て、中国発のリーマンショック級の、世界同時株安が起きた。
結局、利払いだけは、されたようやけど、償還期限が次々とやってくることから、返済不能のデフォルトに陥る可能性は高そうやね。
中国恒大集団の第二位の株主である華人直業集団は、9月23日に、3200万ドルにものぼる恒大株を売却して、泥船から逃げた。
元々、国家が土地の所有を認めてない中国で、不動産会社が巨大化したのは、海外での不動産投資が、わからんからや。
韓国も異常なほどの不動産投資熱の強い国やけど、中国のそれは、桁が違う。
共産主義・社会主義の国が、不動産を投機の材料にするのは、国内での不動産を持てないということの裏返しでもあるのやね。
日本や米国の土地やビルを買いまくっている中国の富裕層は、自国にある不安定な資産を、より安定的な海外の資産に換えて、今の財産の保全を狙っている。
もともと、地方の役人が賄賂を集めて、成り上がった中国の富裕層も多いからね。
自分の国の体制が、いつ、ひっくり返るか分からない不安感が、そんな行動に駆り立てるのやろうね。
それにしても、迷惑なのは、こんな中国のバブル騒動に付き合わされる他国の人たちやね。
そんなの中国国内で勝手にやってくれと言いたくなるけど、金っていうものは、国と国との間を行き来するからね。
悪影響に被害なしでいられないのが、ボーダーレスに金融市場の世界。金曜日には戻ったけど、一時、多額の損失を被った人も多かったはず。
習近平独裁政権の歪が、ぼちぼち、出て来たのかも知れないね。