可処分所得
国土交通省のホームページに、都道府県別の可処分所得ランキングというのが、載っている。
どこの都道府県民が、実質的に豊かなのかの数値として、この可処分所得の数値というのは、意味ある数値なんやね。
普通で考えたら、東京とか大阪とか、大都会にお金持ちが多いという、イメージを持つのやけれど、この結果は、ちょっと痛快やった。
というのも、全国1位は、何と、三重県。二位は富山県やったんやね。その数値は23万円/月。
そして、超意外やったのは、最下位が、東京都民の13万円/月やったこと。
お金持ちが平均値を上げているのやけど、そうではない人たちの人数の多さが、この数値を引き下げていることが良く分かる。
よく考えてみれば、都会の人は、自分の家ではなく、馬鹿高い家賃やローンを支払い続ける。その反面、地方には自宅持ちが多くて、家賃やローンの支払いは、あまり無い人が多いのかな。
だから、手にするお給料から、固定で出ていくお金が地方の方が圧倒的に少ない。これが、この数値に表れるのやね。
その反面、都会の人は収入が多いのも事実。でも、入ってくる金も多いけど、出ていくカネも多くて、実質自由に使えるお金は地方の方が多いのは、ある意味、皮肉な話やね。
今、日本は毎年50万人以上も、人口が減っていく国になっている。
太平洋戦争で亡くなった方が200万人という数字だから、日本はたった4年ほどで、世界大戦並みに人口が減っていくと言う、緊急事態だという、認識が必要なのやないのかな。
なのに、東京一極集中は、酷くなる一方で、地方の人口は、減る一方。
先日、福岡市が160万都市になるなど、地方は地方で、中核都市に人口が集まり、過疎の県は、よりスカスカになっていく。
都会に行くより、地方の方が、暮らしやすく、子育てもしやすい。こんな、状況を作らないと、日本の凋落は、止まらないのやないのかな。
コロナ禍で、状況はより悲惨になっていて、この2年間に結婚する人は激減し、出産する人も悲惨な状況になっている。
可処分所得の大きな地方で、より豊かに暮らせる国づくりをしないと、このままでは、えらい事になる。皆が、この危機感を、本気で持たないと、あかんで。