京都の粉飾決算
今年になって、京都市が、このままでは、5年後に、財政破綻すると、しきりにアピールしている。
大きな原因は、バブル期に建設した地下鉄東西線だというけど、私は、これには、ちょっと言い訳がましいところがあると、思っているのやね。
地方自治体の予算というものは、黒字になると、税金の取りすぎだと怒られるから、トントンで予算組みする。
ところが、京都市の場合、国で言えば、特別会計のようなものの取り崩しによって、いわば、体裁を整えていた節があるのやね。言葉は悪いが、企業会計で言う、粉飾決算にイメージが近い。
本来、市の借金を返済するために積み立てておいたお金を、赤字だからと、取り崩して、先食いしてしまうのは、禁じ手のはずや。ツケの先送りだけやから。
ところが、市の予算は、前年度の踏襲ばかり続けて、抜本的な財政再建策を採ってこなかった。
京都市の労働組合も、強いからね。
そもそも、市の収入のメインは、市民税と、法人税、それに、固定資産税。
あれだけ、京都は観光公害とまで言われるほど賑わっていたのに、市の財政が、赤字になるのはおかしい。みんな、そう思っているわな。
ところが、この特別会計の取り崩しをずっとしている。これを引けば、京都市は、この10年間、ずっと、大赤字なんやそうやんか。
つまり、予算組みが甘い。改革に取り組まず、何でも先送りしてきたツケが、今、来ているってことやろう。
京都の地価も、お宿バブルと呼ばれたぐらい上っているから、固定資産税も増えているはず。なのに、赤字。何か、おかしいわな。
いつも、京都市は、寺社仏閣が多いから、そこからは、固定資産税が取れない。だから、京都市はお金が無い。そう、言い訳をする。
でもね。そんなの今に始まった事やない。昔からやん。
私が思う、一番の京都の問題は、47%と言われる、市民税を負担している人の割合の低さなんやね。
市民税って、前年の所得から算出されるもの。これを支払っている人の割合が半分以下って、そら、赤字になるわ。
市民税の非課税の人には、皆さんご存じやろうけど、特別に、いろいろな特典がある。これを利用している人が多すぎる。
それにしても、市民の半分以下しか納税してないって、この利率、やばすぎないか。
何か、京都には闇が有って、半分以上の人たちが、市民税も納めず、権利だけ求めているのではないかっていう、ヤバさ。
お年寄りや、事情があって働けない方がある程度、多いのはわかる。
でも、いま一度、埃の出る身体を、しっかり、叩いて、不正に、うまいことしている人たちを炙り出す努力をしてもらわんと、ちゃんと納税している正直者が馬鹿を見る事になる。
市長さんに求められるのは、臭いものに蓋をせず、しっかり、大掃除してくれることやと思うけどな。