狼が来るぞ! | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

狼が来るぞ!

 イソップ童話の「羊飼いと狼」のお話しを皆さん。ご存じやろうか。

 

 ある街では、山から、エサが無くなって降りてくる狼がよく出たのやて。

 

 恐ろしい狼は、人を食ってしまうという噂があって、皆に恐れられていた。

 

 ある日、少年が、狼を見つけて、街の人に、「狼が来たぞ」と、報せて回った。

 

 街中の人が、その言葉を聞いて、家の中に逃げたことで、狼の被害に遭う人は出なかった。

 

 その羊飼いの少年は、このことに味を占めて、暇つぶしにまた、「狼が出たぞ」と触れ回った。

 

 大人たちは、武器を持って、狼を待ち受けていたが、狼は現れず、羊飼いの少年は、「オオカミ少年」と呼ばれて、嘘をつく少年の烙印を押される。

 

 まあある日、少年はまた嘘をついて、「狼が出たぞ」ふれ回った。

 

 自分が騒ぐことで大人たちが大慌てする様がうれしかったのやろうね。でも、もう、誰も、このオオカミ少年の嘘を信じなくなっていたのやね。

 

 ところが、ある日、羊飼いの少年は、本当に狼に遭遇してしまう。「狼が出たぞ」「狼が出たぞ」今度は本当だぞ。でも、誰も、少年のいう事を信じてくれない。

 

 結局、狼は、羊飼いの大事な羊をまんまと、奪って行ってしまったのやという。

 

 今の、コロナの状況って、このお話しに似ている。

 

 「緊急事態宣言」とか、「蔓延防止措置」とか、なんぼ、言われても、もう、一年以上も、指定と解除を繰り返されていては、皆が、国や地方自治体のいう事に、飽きて、麻痺してしまって、自粛疲れになっている。

 

 伝家の宝刀の抜きすぎなのかもね。

 

 笛吹けど、踊らず状態。これも飲食店の営業時間を早くしたり、遅くしたりしても、何も変わらんって、言っているのと、同じやんかと、皆が思い出している。

 

 人出が増えれば陽性者が増えるし、人出が減れば、減る。それだけのこと。

 

 重傷者が大したことなけりゃ、それでいいやん。そんな、投げやりな感じになっているのかもね。

 

 結局、コロナが怖けりゃ、家にこもるし、大丈夫だと感じたら街に出る。この繰り返しやわな。

 

 「コロナが流行るぞ」もう、脅しに近い、この呼びかけも1年以上。緊張感も、さすがに、色あせてくるわな。