一縷の光
水泳の池江璃花子選手のバタフライ100。
ただでさえ、年をとると、涙腺が弱くなるのに、こんなの見せられたら、堪らんね。
2年前の絶好調な時期に、血液のがんである、白血病であることを公表し、人には知られず、治療やリハビリに励んでおられる姿を、みんな、見ている。
がりがりになった彼女を見て、お気の毒だけど、この方は、もう五輪は無理だろうな。皆が思ったのやないやろうか。
それでも、彼女は、病気を乗り越え、人並外れた体力と、信じられないほどの努力を重ねて、復帰に向けて、リハビリ・トレーニングを続けておられた。
コロナのせいで、五輪大会が1年延期なんて、想像も出来ないことも、彼女には、助けになった。
そして、オリンピック予選のメドレーとバタフライで、見事、予選を突破。
奇跡のようなカムバックのニュースに、日本中が驚き、皆が涙を流しながら、彼女に拍手した。
この方は、何かを持っている。コロナで、五輪なんて無理。日本中の人たちの多くが、オリンピックなんて、開催できないだろう。。そう思っていた。
けど、こんなのを見ると、きっと、みんなが、出来るかもしれないという希望を持ったのやないかな。
風が変わった。
今度は、五輪の表彰台で彼女の喜ぶ姿が、見られたら。。池江璃花子さんという方は、そんな、一縷の光になったのやないかな。