独裁国家の五輪
ドイツが過去にベルリンオリンピックを開催した時、五輪は、政治宣伝、国威掲揚の場だった。
五輪で、その国の選手たちが大活躍し、金メダルを取ることは、国民に自国のプライドを高めさせて、誇らしい我が国・・を実感させる。
まして、開催国ならば、地の利があるから、ホームタウンデシジョンで、審判が地元びいきをしたりは、良くあるわな。
国家がスポーツに力を入れてるあまり、薬物の利用を企てたり、体にとって良くない肉体改造をするなど、五輪憲章にそぐわないような例もあったね。ソ連とか東ドイツとか、中国とか。
それだけ、オリンピックが、国民を興奮させて、歓喜させる魔法的な要素があるってことやろう。
ただ、独裁国家の五輪って、そんな、隠ぺい体質がどうしても裏腹にあるのやね。
今月、武漢でWHOの調査員がコロナ被害の初期段階のことを調べている。中国政府が、武漢でのコロナ患者を発表していた一昨年の12月。
コロナの患者は、28人って、発表していた。でも、実際、174人が検証対象になっていて、本当の患者数は、1000人以上だったのが分かってきた。
政府は、コロナの発生を隠したかった。それは、何らかの政府にとっての、不具合があったってこと。それを知られたくなかったからではないかと、疑いの目が向けられているのやね。
その中国では、来年2022年に北京で、冬季五輪が開催される。ただ、ここにきて、アメリカが、中国各地で起きている人権侵害問題を、持ち出して、五輪を米国でやろうなんて、言い出しているのやね。
ウィグルやチベット、香港などで、中国共産党は、国家にとって体制維持の阻害要素になっている民主化運動を、力づくで、抑え込もうとしているのやね。
そして、五輪を成功させて、中国の力を世界中に見せつけたい。そのためにはね何でもやる国やからね。
このコロナ隠しの行動は、あくまで、中国の恥部を晒されたくない意図があるのやろうね。
中国にとってベストは、日本がコロナ対策に失敗して、五輪を完全な形では開催できなくて、北京がコロナを克服した初めての五輪大会という栄誉を受けたいって意図なのかもね。
成功のためには、嘘をついても良いって、何か、日本たたきをするためには、どんな破壊行為を行っても、愛国無罪にするというのと、似たような感覚やと思うわ。
この国の人が、嘘をつくことは悪い事。邪な目的達成のために、事実は隠ぺいしたり、都合よく解釈変更して、ねつ造することも厭わない。
こんな事をしていたら、いまに、世界の誰にも信用してもらえないってこと。早く気づいて欲しいものやわ。