AI後進国
いま、中国の内陸側などの比較的経済発展が遅れている街では、すさまじいAI革命の波が来ているという。テレビ番組の受け売りやけど、私、ちょっと、びっくりした。
郊外街で、何の変哲もない交差点。そこには、監視カメラが設置してあって、信号無視をした人の写真を撮るのやそうや。
その写真を、その交差点にある大きなビジョンに、交通違反者として、ドーンと、映し出すのや。
つまり、掲示されたら、恥ずかしい。この心理に付け込んで、信号を守らない人を無くそうとしているのやね。
この監視システムには、その街中の人の個人データがリンクされていて、瞬時に、顔認証で、どこのだれかが分かり、その人の犯罪歴やら、所有資産額や、職業や家族、住所、性癖まで、調べ尽くされる。
民主主義国だったら当たり前の人権というか、プライバシーというものが、無視される国っていうのは、怖いね。
交通事故や違反もAIが自動的に監視し、立件、逮捕までいくから、おちおち、街で立ちしょんも出来なくなる。
でも、皮肉にも、こんな国が国民を完全に監視し、犯罪者を撲滅出来る世界一のシステムを手にできてしまうという側面があるのやね。
為政者にとったら、理想的な国民監視システムが構築出来てしまうのだから、怖い。
この国にとって、国の体制維持というのは、最大の目標。国家転覆を企てる不逞の輩は、すぐに前もって逮捕し、死刑にだって出来る。
まぁ、国民を国家のパーツだとしか、思ってない非常な国やね。その国が、勝利してしまう口惜しさ。
こんなことなら、日本はAI後進国でいいやと、思うのは、私だけやろうかね。