依存体質 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

依存体質

 政府の有識者会議が、来年の年始は、1月12日の火曜日からにしてくれと、企業に呼びかけるそうや。

 

 まるまる一週間、仕事を止めて、会社を休めと言っているのと、同じ。

 

 年末年始は、帰省やら、旅行やら、初もうでやらで、何かと、密なイベントで、危ない状況が起きる可能性が高い。

 

 だから、少しでも年末年始休暇を長くして、分散化したい。

 

 その意図は解らないでもないけど、感染者は出ても、その多くは重症化したり、死亡する確率が、当初より、かなり低い事が解ってきたからね。

 

 グリム童話にある、ブレーメンの音楽隊のように、いつも、「オオカミが出たぞ。みんな、逃げろ」と、何度も言い続けていると、誰も、その呼びかけを恐れなくなる。

 

 本当のオオカミに噛まれて、死者がどんどん出る被害が起きない限り、皆が恐れなくなる。それが、実は怖いことなんやね。

 

 今年、日本は政府や都道府県の呼びかけで、大規模なロックダウンを経験した。

 

 数か月に渡る自粛は、日本経済に、とんでもない大きな被害を及ぼして、その補填のために、桁違いの公金での予算出動を強いられた。

 

 ここ最近、やっと、戻りつつある経済活動を、また止めるようなことを、呼びかけても、だんだん、言うことを聞かなくなる人が増えてくると思うのやね。自分たちの生活を守るために。

 

 恐らく以前のような、休業したら補償金がもらえるタイプの公金支出は、もう難しくなってくるのやないかな。公金の使い方として、かなりの不公平を広げてしまうからね。

 

 皆が、政府に補償を求める体質。観光業や飲食だけが、助けられて、うちらの売り上げも全然戻らないから補償しろ、こっちにも公金よこせ、が広がると、収拾がつかなくなる。

 

 それだけ、人さまの仕事を公権力を使って、休ませることというものは、異常なことやわな。

 

 そして、それがあんまり続くと、皆が国に依存する体質を強めてしまって、自分たちだけの足で立てなくなってしまう、虚弱体質になってしまうこと。これを、もっと、考慮すべきやで。