スッツの決断 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

スッツの決断

 北海道の泊原発の近くに、寿都町という、とても小さな町がある。

 

 今年の9月30日現在の人口がわずか、3113人。この小さな小さな町が、核のゴミの候補地として、手を挙げた。

 

 トイレのないマンションと呼ばれる原子力発電所から出る核のゴミ。こんな、厄介者を受け入れてくれるところなんて、まぁ、普通で考えれば、無いわな。

 

 自分の故郷に、迷惑施設を誘致しようなんて人は、なかなか、居ないのだけれど、この寿都町と神恵内村とが、調査に応募してくれそうなんやね。

 

 以前、高知県で、受け入れ表明したところがあったけど、結局、村民の猛反対で立ち切れになった。

 

 それから、13年。やっと、核の最終処分地の調査が始まる。

 

 この手の話になると、過疎で、住人がどんどん減り続け、地方自治体として存続の危機を迎えている地方の町や村が、大きな国家予算をあてにして、何とか生き残ろうとする構図があるわな。

 

 誰も受け入れたがらない施設を受け入れようという英断の裏には、どこかが、犠牲にならないといけないという、正義感がある。

 

 使用済み核燃料は、ガラスと混ぜて固めて、地下300mという、とんでもなく深い地中に、埋められる。地層処分と呼ぶこの方法。文字通り、地層の奥深くに埋め込む方法や。

 

 もともと、核燃料のウランは、地中から掘り起こされた放射性物質。これをまた元に戻す感覚なのかもね。ただ、この核のゴミ。もう誰も生きてない何万年も先まで、放射性物質を放ち続けるのやそうな。

 

 放射能は体に良いなんて、ことを言う大学の先生もいたけれど、今の一般的な常識では、核物質に被爆すると、死んだり、染色体異常が起きたり、良くない事が多い。

 

 核物質の最終処分地って、実は、完成すれば、世界で初めてになる。それだけ、厄介な施設で、馬鹿ほど、お金もかかる。

 

 原子力発電が、とても、コストパフォーマンスが良い発電方法だと言っていたのも、今は昔。

 

 世界中で、トイレのないマンションは、今も最終処分地なしに、どんどん電気を作っている。

 

 結局、こんな発電方法が、実はものすごく高くつく発電方法だったという、オチがつく。。

 

 原発はもうダメといいなかせら、途上国では今も新しい原発が作り続けられている。人類は、懲りないものなんやね。