揺れる町内会
京都市伏見区の藤森学区の住民が、京都市の市議会に、請願書を出して、京都市の広報物の配布を何とかして欲しいと、訴えた。
京都市は、市政協力員という名前で、市民新聞やら、区民だより、市のポスターなどを掲示板に貼るお仕事を、実質、町内会の役人に依頼している。
役員をやったことのある人なら、ご存じだけど、この量が、最近はとても増えてきていて、正直、負担が重いのやね。
以前は市民新聞の月1回だけやったのが、最近は区の新聞も月一回増えた。畳半分以上の大きさの掲示板も、自宅前に掲示スペースを確保しなければならないし、そのポスターの張り替え作業も、意外と大変や。
町会会って、本来は、自治会なので、その地の住民のためのものなのに、行政の下請けのようなことばっかり、させられているというのやね。確かに、私もそう思うわ。
市は、お金を出しているからと言うけど、住民が高齢化して、あるいは、町内を退去して、町内会自身が崩壊しているところもあるのに、お仕事ばかり増やされては、たまらないというのが、本音やろう。
他にも、京都市には、体育振興会や、少年補導委員会、社会福祉協議会、交通対策協議会、消防団、老人会に、民生児童委員会、保健協議会、女性会、自主防災会、防犯推進委員会、ゴミ減量推進委員会、保護観察協会、更生保護女性会など。
いずれも、行政とのパイプと言えば、聞こえが良いけれど、役人さんたちのお仕事がやりやすいように、下請け組織が出来ている。
でも、最近は、町内会自身に入りたくない人。町会費を支払いたくない人。新聞なんていらない。市からの配りものも、ネットで見るから不要なんて人が増えているのやね。
昔からのやり方が、だんだん通じなくなっている。行政の方も、ちょっと、調子に乗って、市民のボランティアを使い過ぎている部分もあるから、反省すべきかもね。
税金が足りない足りないという前に、新聞発行をやめて、ネットとか、全戸配布の民間のコマーシャルペーパーと、タイアップするなりしたらどうなんやろうか。
市が常設の掲示板を設置して、管理するなり、汗をかくことを、市職員自らがすること。それが出来ないのなら、思い切って、その住民サービスの方法を見直す努力が必要なのかもね。