めし代の無い人 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

めし代の無い人

 京都発祥のぎょうざの王将。その中でも、老舗の出町店では、1982年から、皿洗いを30分間手伝ったら、料理を腹いっぱい食べさせてくれるお店として、有名やった。

 

 仕送りが遅れている人、昨日からメシを食ってない人限定ではあったけど、30分働いただけで、腹いっぱい飯が食える。学生の街・京都では、全人口の10人に一人が大学生やからね。

 

 苦学生を、温かく見守ってあげようという、雰囲気が京都にはあったのやね。まぁ、そんなギョウザの王将出町通店も、2020年10月末で閉店になるという。

 

 ご存じの方も多いと思うけど、餃子の王将には、直営店以外に、FC店という形態のお店もある。

 

 フランチャイズ。つまり、「のれん分け」で、独立して、王将の看板を掲げて営業する形式のお店。

 

 比較的、小規模なお店が多く、主人が、個人経営的にやっているお店。そういうお店では、後継者が無くなれば、やむなく閉店するケースもある。

 

 この出町店も、店主がもう70歳。ここらが潮時と考えはったのかね。私のよく言っていた、東寺の少し南の大宮通沿いにあった「東寺店」も、今年、閉店してた。

 

 コロナで客が減って、経営が厳しくなったのもあるのやろうね。いつ行っても、同じメーバーの人が調理していた。それも、皆さん、ご高齢。。

 

 現場仕事は年が行くとしんどいわな。休みもままならんし。

 

 気の毒なのは、古くからお馴染みのお客さんたち。飯を食ったり、帰りに一杯ひっかけていくお店が無くなるのは、つらいわな。

 

 何かコロナのおかげで、人情も消えて、無味無臭な世の中になっちゃう。寂しいもんやね。。