LED大文字
京の夏の風物詩といえば、毎年8月16日の夜に行われる、五山の送り火だけど、今年はコロナのおかげで、点だけの点灯となった。
多くの人が集まり過ぎると、密になって、危険。と、いうことらしいけど、そもそも、京都中から見える送り火が「密」になるかどうか。私は疑問やけどね。。
何でも自粛のご時世に併せて、空気を読んだだけなのかもね。。
そんな、世間の空気感に反抗しようとしたのか、先週、夜中の11時頃に、大文字の文字が、大光量のLED照明によって、クッキリと、点灯した出来事があったらしい。
たった10分間ほどだけだけど、これを撮影した人もいたようで、ニュースにもなっていた。
このニュースって、伝統行事を冒涜するもの。とんでもないことという口調で、報道されていた。
五山の送り火を毎年、お世話されている方からしたら、勝手な事をしやがってと、腹を立てられる気持ちも分かる。
ただ、この大文字のサプライズ点灯は、何か法に触れるかといわれれば、そうではない。
もともと大文字のある如意が岳だったか。その山は、誰もが入れる土地にあって、私有地ながら、規制が無い場所。
夜に山登りする人たちは、当然、懐中電灯やヘッドライトなどの照明器具を所持している。
恐らく、どこかのグループが、呼びかけて、少し光源の大きい照明を持ち寄って、大の字を作ったということなのやろう。
この大文字サプライズ点灯って、実は、私の記憶では、過去に2回ぐらいある。京都と言う自由な気質の大学の街で、若い人たちが、乗りでやっちゃうこと。
京都の町衆は、あぁ、またかと、大目に見てきたんやね。目くじら立てることやないと。。
若者が、今年は大文字が見れない。見れないのだったら、自分たちでやってしまえ。こんな感じやったのやないのかな。
私は、必死になって、犯人探しするより、アホなことやらはったなぁ、ぐらいで、水に流しておいたらええと思うのやね。
恐らく、自分たちが想像していた以上に、大騒動になってしまって、反省してはるやろ。
みんな、通ってきた道。大人になる、道半ばのほろ苦い、京の夏の思い出。。それだけのことやんか。。