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日本にアレルギーが多い理由

 日本人と外国の人のアレルギーを比較した学者さんが、ちょっと、意外なことをしゃべっていた。

 

 それを聞いて、ちょっと、驚く人もいるだろうけど、日本人は清潔過ぎると言うのやね。。毎日、お湯につかって、身体をしっかりゴシゴシと洗う。一見、日本人の潔癖とも言えるこの入浴習慣が、実は、逆効果になっているというのやね。。

 

 清潔好きのどこが悪い。。不潔より、清潔の方がええに決まっている。誰も、そう思うけど、違うのやて。。人間の皮膚の上には、ある程度の細菌がいる。この細菌は、常在細菌と呼ばれていて、表皮ぶどう球菌は、皮脂を餌にして脂肪酸を出して、皮膚をバリアする役目を果たしている。

 

 また、にきびの原因菌で有名なアクネ菌は、より悪性の強い細菌の繁殖を防ぐ効果があったり、黄色ブドウ球菌は、弱酸性の皮膚のPHバランスをとる役割があるのやという。

 

 最近よく聞く、腸内フローラやら、納豆菌、ビフィズス菌、乳酸菌などの善玉菌と呼ばれる細菌が、大事だと言われているのと、同じように、皮膚にも、身体を健康に保つような働きのある菌があるのやね。。。

 

 ところが、あまり、皮膚をゴシゴシと、洗いすぎたり、角質まで取り除いてしまう、あかすりを頻繁にしていると、このバリア効果がなくなってしまって、細菌に対する耐性まで低下してしまうのだというのやね。。

 

  昔、欧州の王国では、王子が誕生したときに、1週間ほど、馬小屋で育てて、身体に、わざと細菌と接触する機会を設けて、体内に、いろいろな細菌への抵抗力を付けるという、帝王学の習慣があったのやそうや。

 

 この反対が日本の清潔すぎる医療環境なんだとしたら、何か、もやもやする部分が残るね。。

 

 日本の乳児死亡率は世界一低いというのを、聞いたことがあるけど、無菌培養された乳児は、危険にさらされる機会が無くて、逆に体内に、いろいろな細菌や食物などに対する抵抗力が他の国の人たちより、劣っているのかも知れないね。。

 

 衛生観念が高いことは、「善」だったはずやのに、逆にそのことが日本人のアレルギーを高めてしまっている結果になっていることは、何か皮肉なお話やね。。