延命治療 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

延命治療

 東京の福生市の病院で、人工透析の患者さんが、ここしばらくの間に、5人亡くなっていることが、話題になっている。

 

 本人が透析治療を、もう要らないと選択した。いや、やっぱり続けたいと言った。どっちか判らんけど、結果、1週間でその方はお亡くなりになったそうや。

 

 普段は、どうせ人は死ぬのだから、そんなにまでして、苦しい治療を続けたくない。延命治療なんて、したくないなんて、ええ格好して言う人も、いざ、自分の目の前に「死」を突きつけられると、足掻くし、尻込みするもの。当然やて、人やもの。。

 

 特に、臓器を移植しないと死んでしまうのことを宣告された患者さんはたくさん居る。

 

 体液を濾す機能を果たす臓器は、ある意味、人間の生命維持装置のような臓器や。これが無ければ、人は確実に死んじゃう。

 

 医療技術が進んで、これを体外で、機器によって代替えするのが、透析で、これが、随分時間もかかるし、頻繁にしなければならないし、身体への負担も大きい、辛い治療なんだそうや。

 

 おまけにこの人工透析は、1回数百万円もの高価な治療費が必要とあって、昔は、田畑や自宅を全部売り払って、この治療を続けていたなんてこともあったそうな。

 

 でも、日本は国民皆保険制度で、こんな高価な治療も低い本人負担で、受けることが出来るようになったそうな。ええ国やね。日本は。。

 

 ただ、医療に必要な国の負担が年間2兆円とも言われていて、その数字は、国民の高齢化とともに、どんどん増え続けている。。このことから、この高額の治療を批判する人もいる。なにか、寂しいね。。

 

 目の前に、その治療をしなかったら、死んでしまう人が居るのに、費用が高いから、するななんて、普通の神経の人なら、口が裂けても言えないこと。。冷たすぎるやないの。。

 

 医者の世界では、透析患者が高額で売買されているかと、一人の患者紹介してもらったら、ベンツが1台買えるとか。。そんな、事を言う人もいるみたいやけど、なら、何とか、安い費用でみんなが、安全に透析を受けにれるように、ならへんものなのなね。。論点が違うような気がするわ。。

 

 死を前にした人間っていうのは、どうしても自暴自棄になる。誰にも迷惑をかけたくない。その思いは判るのだろうけど、早く死にたいという老人を「はいそうですか」と、尊厳死させていいものなんか。

 

 死生観の問題と、医療現場の問題。そして、周りの人たちの気持ち。それが複雑に入り交じるのが、延命治療の現場や。。透析しなければ死んでしまう人を、助けるな・・なんて本当に言えるのか。。心根の問題やて。。