リアル後妻業
いま、テレビで、木村佳乃さん主演の、後妻業というドラマをやっている。
連れ合いに先立たれた男性のお年寄りに言い寄り、再婚させて、その老人の持っていた資産を根こそぎ、頂戴しようという、そんな、はしたない事件がテーマになっている。。
このドラマ。実は、モデルになった事件があって、それが京都・向日市の筧千佐子容疑者の服毒殺人事件や。この筧千佐子(72)は、高齢男性4名に、青酸化合物を服用させて、3件の殺人罪と、1件の強盗殺人未遂罪に問われている。
結婚相談所で知り合った高齢男性と次々と交際、結婚を繰り返し、遺産をまんまと、相続されていた事件は、大きく報道され、社会に衝撃を与えたので、皆さんも、ご記憶のことだろう。。
いま、この裁判は、4ヶ月半という、裁判員裁判では2番目の長さになっていて、被告の責任能力を問う段階になっているそうだけど、認知症だと嘯(うそぶ)いても、通らないやろうね。。
ただ、このドラマでも、触れている通り、奥さんに先立たれた高齢男性というものは、ほんと、世間から、遠ざけられていて、孤独であるのは、違いないわな。
そこにつけ込むのが、この手たちの人たち・・なんやろうけど、一概に財産目当て・・だけでもないところがある。人情や情緒に訴えて、その人の、心の支えになりきる部分もあって、何か、寂しい老後生活を考えさせられる部分も、少なからずあるのやね。。
お金はあっても、人生を共に楽しむお相手が、いなくなってしまった高齢男性。女性の方が社会性があるけど、仕事一辺倒だったお父さんは、家に引きこもってしまって、何もすることがない。。
その寂しい、老人のお相手をしてあげることが、何故悪い。。そう、開き直るドラマの主人公の本音に、何も言えない父を放置していた娘さん。。これ、今の世の中、どこにでも、転がっているようなお話やわな。。
異常なほどのスピードで進む日本の高齢化。。何か、今の日本を象徴するようなお話なのかもね。。リアルに。。