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ナースのいいわけ

 私は、昨年末に、1泊だけやったけど、入院して、心臓の手術をした。

 

 手術ってなると、当然やけど、点滴を入れるためや、採血のためだったりで、注射針を何度も腕に刺したりする。これが、結構、私には、つらいのやね。。

 

 というのも、私、昔からやけど、針を血管に通すのに、難儀するタイプなんやね。皮下脂肪が厚いのか、血管が細くて探しにくいのか知らないけど、何度も、ブスブス、いかれるんや。。

 

 今回も、点滴入れる針を3回も失敗されて、4回目にやっと入った。あまり詳しくは無いけど、静脈注射と言うから、細い方の血管なんやろうね。。

 

 細い血管に数㎜の誤差無く注射針の薬剤注入口を上手に血管の管の中に入れる作業は、なかなか難しいものやんやろうね。。ある意味、職人技やからね。。

 

 ベテランの看護師されでも、ミスすることがあるぐらいやから。。看護師学校では、生徒同士、注射のやり合いをして、練習するのだと言うことを聞いたことがある。

 

 ただ、最低なのは、針が入らず、血管だけ傷つけられて、青じむこと。おまけに、内出血で、その箇所はしばらく腫れてくる。。今度も、その失敗された痕が、痛かったわ。。

 

 最初の失敗ぐらいは、いつものことやから、平静でいられるのやけど、二回目には不機嫌になり、3回目にミスされたら、ええかげにせぇよ・・って、みんな、きっとなる。。

 

 看護師さんの方も、いろいろ作戦を練っていて、最初は比較的経験の浅い、若くてかわいいナースの娘が、やってくる。そんな娘さんに、おっちゃんは、弱いから、失敗しても、あまり怒られないからね。。

 

 そして、その子が失敗したら、次は、ちょっとベテランがやってくる。そして、次はまた少しお年を召したもっとベテランさん。そして、最後は、ラスボスのような、看護師さん。。このメンバーチェンジと、ナースの皆さんのゴメンナサイの謝り方が、結構、面白いのやね。。

 

 このナースの人たちが、針の注射に失敗した時の、言い訳が、「筋肉すごい」なんやね。

 

 つまり、筋肉ががっちりしていて、針が入らなかった。。という、言い訳なんやね。これなら、患者さんも、自分の筋肉を褒められたような気持ちになって、許して貰える確率が高くなるということなんやろうね。。

 

 ただ、さすがに3回失敗されて、また筋肉すごいって、言われてもね。。昔、バレーボールやってたから。。なんて、ちょっと自慢してしまう自分が悲しい。。でも、痛いんやけど。。

 

 この話を正月に会った医者の妹にすると、それは、「ナースの常套句」だというのやね。。筋肉自慢していた自分が恥ずかしい。。。そうか、ナースの言い訳やったんや。。

 

 もう、二度と、そんな、おだてには、乗るまい。。と、心に誓った私なのであった。。