カリほわ
私の住む京都市下京区の格致学区では、毎年、夏の終わりに、地域の夏まつりを開催している。
そのまつりが、この8/27にやっと終わった。台風の進路に、はらはらしながら、少し台風の余波の強い風に悩まされながらも、今年も多くの人が、来てくれはった。。
私は、毎年、フライドポテトを担当するのだが、このポテト。コップ一杯100円で販売するのだけれど、例年、人気があって、なかなか、たくさんの量を揚げないといけないのやね。。
今年のミッションは、去年より50人前も増えて、400食。。。重量にして50㎏になる。まぁ、大人の女の人の体重に匹敵するぐらいの量。。。でご想像してみてください。。
4時からのお祭りのスタートのために、例年2時から、揚げだしていた・・のやけど、いつも、途中で、お客さんの行列が出来てしまう。。
業務用の都市ガス式のフライヤーを使って、18リットルの油で、1㎏づつの冷凍のポテトを揚げていくのやけど、揚がるより、売れる方が当然多くなる。だから、どんどん行列も、伸びてしまう。。。
ならばと、去年は1時から揚げだしたのやけど、そんなに早くに揚げてしまうと、お客さんは冷めたポテトを食べなくちゃいけない。
それじゃ、美味しくないわな。。そりゃ、揚げたてのポテトを皆さんに早く提供したいのはやまやまなんやけど、なかなかうまくいかない。。。
ならば、今年は思い切って、午前11時から、揚げ出してみたいのやね。。そして、一度、9割方揚げたものを、保温用のボックスに貯めておいて、それをもう一度、2度揚げする作戦にしたのやね。。
以前から、余りにも冷めすぎてしまったフライは、二度揚げしていたのやけど、これはこれで、揚げ過ぎになっちゃう。。そうなりゃ、中のほくほく感が無くなってしまう。。。
美味しいポテトは、外はかりっと、中はほくほくの、「カリほわ」なんやね。。この辺りの揚げ時間の調整が意外と難しい。。。ポテトのでんぷん分は、加熱によって、グルテン化して、甘みが増す。。
結局、今年は、全品を、2度揚げにすることによって、お客さんに常に揚げたてをタイムリーに出すことに成功したんやね。。
すると、苦労した甲斐があって、ポテトを食べた人から、今年のポテト美味しいわ。。のお声を頂戴した。それも、何人も。。
マクドナルドに近づいたかって、聞いたら、マクドより美味しかったで。。。やて。。これ、嬉しいね。。。
実は、例年、フライヤーの温度設定は、お客を待たせてしまっていることが多かったので、フル火力に近い、220~230度にしていることが多かったのやね。。。それが、今年は、早く揚げだしたから、既定通りの180度で、じっくり時間を掛けて、揚げられたのやね。。
油の温度が高温だと、揚がりは早くなるけど、表面だけが揚がって、なかなか中の方まで油が浸透し切ってない感じ。。
ところが今年の二度揚げは、そこそこ、油をポテトが吸って、しなっしなっているのを、もう一度揚げるから、うまく、「カリほわ」が実現出来たみたいなんやね。。。
美味しくなって、何より。。おかげで、去年より50増えたにも関わらず、早々に完売。。。二度揚げすると、少し嵩が減るから、全体に出来た数は、少し少なかったけど、それでも、美味しいポテトが提供できたのは、何よりやったわ。。
ボランティアで毎年やっている、ポテト屋さんでも、意外と、「改善」が大事かなってこと。。改めて認識しました。