貿易戦争のその先
米国と中国の貿易戦争がヒートアップしている。最初は、両国とも、関税を高くするものを選別していたけど、もう、米国は、中国から入る製品全部に高関税を課すことで、事実上中国製品を閉め出す関税政策にパワーアップしている。
中国もこれに対抗して、米国製の産品に報復関税を掛けるから、もう、かなりヒステリックな状況に近い。世界経済の1位と2位の国が貿易戦争をし続けたらどうなるか。。。我々日本も、高みの見物をしている場合やない。。
ここで気をつけるべきなのは、米国の人口は3億人なのに対して、中国の人口は14億人と言われていることや。つまり、この戦争の行き着く先は、人口の多い方が有利になっちゃう可能性があるということなんやね。。。
中国が米国から輸入しているのは、大豆やとうもろこし、牛肉やオレンジなどの第一次産品が多い。ところが米国が中国から輸入しているのは、世界の工場と呼ばれているぐらいだから、工業製品が多い。意外かも知れないけど、この中身の差が問題になる。
中国は、米国から買わなくても金さえ有れば他の国からいくらでも調達出来る物が多い。
ところが、米国は、中国製品を高関税にしてしまうと、他から買えないから、高くても買わざるを得ないものが多い。つまり、この貿易戦争の構造で一番損をするのは、米国の消費者ってことにならないか。。割高な物を買わないといけなくなるから。。
まぁ、米国がMADEインCHINAを毛嫌いしたら、世界の大手のメーカーは、中国国外に生産拠点をだんだん移すかも知れないけど、今までの投資が無駄になるから、そう、おいそれとは、動けない。つまり、長期戦になる。我慢比べや。。
そうなりゃ、自国の中に大きなマーケットを持つ中国の方が弊害が少なく、一番のお客さんが買ってくれなくなる米国の一人負けになる可能性があるのやね。。。
まぁ、もうちょっと、トランプは、賢いのかと思っていたけど、感情で政策を決めるようなリーダーは、失格や。
米国も、勢いで選んでしまった、「お前は首だ」で有名なオッサンを大統領にした事を、いつか後悔するしかない。。ひょっとしたら、この人、任期満了まで待たずに辞めるかもね。。前代未聞やけど。。。