耳を疑う | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

耳を疑う

 スバルの工場で、完成車の最終検査態勢に関する会見で、スバルの吉永会長が漏らした言葉に驚いた。

 

「自信が無い」

 

 本来、資格の無い人に、最終検査をしていた不祥事に加えて、排ガスの燃費データを改ざんしていたことがバレて、まだ他にも、何かが出てくるかもしれない。。そらわ、かるけど、トップが「自信が無い」って言っちゃったら、どうなるねん。。

 

 スバルという会社が好きでこのメーカーの車に乗っている人。その車を売っている人。コツコツとこのメーカーに自社の部品を供給している人たち。全部の人を、がっかりさせるようなこんな言葉。。。間違っても、吐いたらあかんて。。。

 

 日本のものづくりの歴史を終わらせてしまうようなこの発言。。。許したらあかんで。。

 

 不正の連鎖は、この会社を生まれ変わらせる千載一遇のチャンス。澱んでいた企業内にカツを入れて、何とか立て直しをさせます。その決意表明を、皆は聞きたがっているのに、逆のことをしてどうするねん。。。

 

 いま、日本の製造業は、団塊の世代が大量に退職して、その後継者が頼りなくて、どこも、ひぃひぃ言っている。

 

 今までは、阿吽の呼吸が通じたことが、何でもマニュアル化しないと何も出来ない。。。マニュアル外の事が起きてしまうと、対処の方法が判らない。自分の会社の事やのに、ネットで調べて対応策を探す。。。そんな、漫画のようなことが、現実として企業内で起きている。。。

 

 人が交代して、若返りしたのだから、どうしようも無いけど、無理しない。頑張らない。新しいことに挑戦してみない。そんな、使えない社員さんばかりになってきている。。嘆いても、しゃあないけどね。。

 

 会社のトップの口から、こぼれ出た、「自信が無い」というセリフ。。。これを象徴してないか。。いま、日本の物づくりは、正念場なのかもね。。