命より大事か
京都府の舞鶴市で行われた、相撲の地方巡業で、挨拶に立った市長さんが、いきなり倒れられた。この市長さんは、まもなく救急車で運ばれたのやけど、くも膜下出血やったそうな。
幸い、一命はとりとめられたそうで、何よりだったけど、この時の様子を撮影した動画が、いま、ちょっとした騒ぎになっている。
土俵の上で倒れた市長さんを助けようと、観客の中から、心臓マッサージを買って出た女性の方が複数おられた。AEDも出動して、一時、土俵上は騒然とした。
ところが、場内に「女性の方は、土俵から降りて下さい」という、アナウンスが流れた。。。そりゃ、土俵の上は神聖な場所だから、女はダメ。。。って、大阪府の太田房江知事の時に、いろいろあったからね。。
でもね。。人の命かかっている時に、相撲の掟の方がそんなに大事か。。。それも、かなり時代錯誤な感じのルールを救急救命の緊急時に言う人の神経。。。私はどうかと思うけどな。。。
くも膜下出血の際に、心臓マッサージが有効か否かは判らんのやけど、少なくとも、一分一秒を争うかも知れないときに、そりゃないやろ・・・っていうのが、世間の感覚なのやないのかな。。
これでもし、この市長さんがお亡くなりになってしまっていたら、このアナウンスをした人も、一因になったと、非難されても仕方が無いかも。。。
緊急時に冷静な判断が下せなかっただけかも知れないけど、まさか、土俵の掟が人の命より大事って言うのやないやろうね。。。
ただ、この論議はちょっと、男女同権、ジェンダーフリーの部分と、救急救命という、特殊なケースをごちゃまぜにしている部分がある。
海外のメディアなんかは、面白がって、日本は未だに男尊女卑の国だと、格好の批判の餌食にしているけど、女性天皇の論義とか、女相撲はどうだとか、神事は女性の汚れだとか、極端な議論と、全部が一緒くたになっているのは、どうかとは思うね。。
相撲が神様ごとにして、神格化しておきたいという、協会の戦略も判るけど、何か国技って言えば、税金払わなくて良いとかいうのも、どうかと、思うで。。。
物事は分けて議論しないと、その時々の勢いのようなもので、一気に変えてしまえというのは、少し横暴な気もする。。。
もともと、相撲は女神様がいて、その人にお供えするためにやっていたのであって、女性が汚れているというのとは、違うわな。。
むしろ、その女神様が女の人が相撲に出ると、嫉妬するから、出さない。。。という、理由を聞けば、ヒステリックな差別だ~の論義が、明らかに間違いだというのも判る。。
祇園祭の長刀鉾が女人禁制なのも、男と女の役割分担のため・・・。けっして、女性差別から来ているのでは無いのは、明かなのやないのかな。。。