内部告発ブームか | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

内部告発ブームか

 女子レスリングのコーチの一件に、触発されたのか、大相撲の貴乃花親方が、日馬富士の傷害事件に関して、日本相撲協会が、もみ消したと、告発状を出した。。。

 

 何か、先生に言いつけるぞ~・・のような、後ろめたさを感じながらも、そこまでしなければ、彼の筋が通らないと、感じているのやろうね。。。

 

 ただ、プロスポーツの世界での、告発って、何か、違和感があるね。。。

 

 役所の監督官庁って、役人が勝手に決めた、縄張りなんやけど、役所の監督してもらわんと、何も出来ないのかね。。

 

 わたしゃ、役人が何でも、しゃしゃり出てくるのが、はっきり言って、嫌いなんやね。。。関係無いやんか。。。

 

 日本人には「お上」という感覚が、未だに残っていて、役人さんの言うことを何でも聞かなければならない風土が、未だに残っている。。。江戸時代かっ・・・て話なんやね。。。

 

 本来の民主主義国なのやから、何かもめ事が起これば、国民の代表である代議士が話し合うなり、裁判官が仲裁して、決めれば良いだけのこと。。

 

 なのに、これを役人に丸投げすることによって、役人に特権意識が生まれる。そして、これが、天狗の鼻が伸びるがごとく、役人の立場をどんどん強くして行っているのやね。。

 

 それに、何か、もめ事が起きたのなら、裁判や調停という、紛争解決の方法がある。なのに、この内閣府というところの、公益認定等委員会なるものが、告発的なものをどんどん受付出すと、このルールが崩れてきて、何でも告発したほうが、正義の味方のような、おかしな風潮が広まってしまう。。

 

 組織が硬直化していて、なかなか、改革出来ないのは、判るけど、それって、税金使っている役人がしゃしゃり出て、またまた、公金で解決の方法を見つけてあげないといけないことなのか。。自分の組織内でのもっと、改革努力を尽くすのが筋やないのか。。。

 

 力の無い者の正義を貫くのは大事なことなのかも知れないけど、やり方として、こんな告発が、武器になってしまうと、いろいろなところの組織運営が、ボロボロになってしまう可能性もある。。。

 

 いま、ちゃんとたルールが無いのなら、もっと、ちゃんとした内部告発を受け付けるケースの設定をしておくべきやないのかな。。。