孤独は悪なのか | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

孤独は悪なのか

 少子高齢化の進む日本では、一人暮らしの老人が、誰に看取られることなく、孤独死するケースが、大きな社会問題になりつつある。

 

 誰もが病院やホームで、人生の最後の日を迎えられるわけではない。。。誰とも一緒に生活をしない・・・という、選択をした人も、一番心配なのは、誰も自分の周りに人が居ない「孤独死」なのかも知れないね。。。

 

 ただ、最近は、自宅で死にたいと思う人も増えてきていて、周りに親族がいる人も、自宅療養による最期を迎えたいっていう傾向が出て来ているそうな。。。

 

 ただ、このことばかり強調すると、何か孤独は、罪悪であるかのように感じる人が出て来てしまう。。。

 

 確かに、人っていうものは、なかなか一人では生きられないもの。。。だから、孤独が絶望になり、外界との接触を自ら断ち切った、引きこもりが、「いけないこと」のような誤解が、今の世の中には広まっている。。。

 

 でも、現実を見ると、多くの高齢者の一人暮らしの人が、ほんと多い。。。連れ合いに先立たれ、子どももいない。そんな状況に陥ると、最期は自分一人になって、他人様に迷惑を掛けず死ぬことすら、なかなか難しくなって来ているのやね。。。

 

 ただ、こんな悪い面ばかり見ていると、心が憂鬱になるけど、一人暮らしは、気楽で誰に邪魔されることなく、自分らしく生きるという、究極の自分だけの生き様でもある。。。

 

 最期のことばかり気にしても始まらない。なるようにしかならん。。。そう割り切って、しっかり、生きてはる、独居老人さんたちも、多いのやね。。。

 

 それはそれで、その人の選んだ生き方なのだから、そんなのに、他人が口を出すべきやない。。。そりゃ、そうかも知れない。。。

 

 ただ、万が一の時には、誰かのお世話にならないといけない。。。そのための事だけはしておきたい。。。そんな人も増えている。。。。

 

 何か、生き辛い世の中になっちゃったね。。。もっと、皆が羨むようなスマートな最期が迎えられるような。何かそんな知恵が出て来ても良さそうやのにね。。

 

 終末期を迎えた人には、その命が終えた時に、何か行政なり、業者になりに、連絡や通知が、行くような仕組み。。。出来ないものかな。。。そのための費用は前払いしておいて、それで安心して死ねる。。。そんなのがええのやけどね。。。

 

  独居老人のお茶の間に有る、ポットのお湯が毎日、使われているかどうか。これをチェックするようなシステムがあると、以前テレビで見たことがある。問題はこれを誰が監視するかかな。。。

 

 鍵を預けられる隣人も気が重いし、何かあれば、その人が疑われてしまうという、理不尽な話も聞いたことがある。。なかなか、難しいね。。

 

 英国では今度、孤独担当相という、大臣さんが出来たのやそうな。。。孤独を理由に自殺する人。孤独が引き起こす事件。孤独であるがために、罪を犯してしまう人。。。そんな人たちを、行政が救おうという新しい取り組みなのやそうな。。。

 

 孤独で無い事が素晴らしいという価値観に立った政策なのやけど、このことで、何かが変わってくるかも知れない。。。イギリス人の人たちも、いろいろ試行錯誤してはるのやろうね。。。